本日6月1日は“トムホ”の愛称で親しまれる人気俳優トム・ホランドの誕生日!MCU版「スパイダーマン」シリーズの主役ピーター・パーカーを演じ世界的知名度を確固たるものにした彼は、自身初の海外ドラマ主演作「クラウデッド・ルーム」も配信間近と、ますます活躍の場を広げている。「スパイダーマン」で共演した“MJ”ゼンデイヤとの交際にも熱い視線が注がれるトムのこれまでをおさらいしたい。
名作「ビリー・エリオット」から始まったキャリア
1996年6月1日、イギリス・ロンドンに生まれたトム。写真家の母と、作家でコメディアンの父という芸術家一家で4人兄弟の長男として育った。
赤ちゃんの時から優れたリズム感があることを見抜いた母の意向で、早くからダンスクラスに通っていたトム。ある発表会でミュージカル「ビリー・エリオット」の振付師の目に留まりオーディションを受けるきっかけになる。
8つのオーディションと2年ほどのトレーニング期間を経て、2008年6月にビリーの親友マイケル役で役者デビュー。その後、同年9月には主人公ビリーの大役を任され、高い評価を獲得する。2010年までの公演期間中、当時の首相に面会するなど貴重な経験を重ねたようだ。
華々しい映画界デビューにハリウッドも熱視線
「ビリー・エリオット」終了後、学業にも集中するべきという両親の意向で学校生活に戻るものの、6カ月ほどで映画のオーディションに挑戦することになったそう。その映画とは、ユアン・マクレガーとナオミ・ワッツ主演の実話を基にしたドラマ「インポッシブル」。
初めての映画出演にも関わらずその演技が絶賛され、ハリウッドで今後注目すべき新人に与えられる賞を受賞するなど華々しい映画デビューを果たした。
その後はシアーシャ・ローナン主演作「わたしは生きていける」やトム・ハーディ主演サスペンス「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」、クリス・ヘムズワース主演アドベンチャー「白鯨との闘い」などに出演。「借りぐらしのアリエッティ」で声優を務めるなど幅広く活躍。そして2016年、自身の躍動性を存分に発揮できる、これ以上ないはまり役“スパイダーマン”を演じるチャンスを掴み取る。
スパイダーマン愛が炸裂
かねてからスパイダーマンの大ファンだったというトム。「小さい頃からスパイダーマンのコスチュームを30着くらいもっていた」と2016年にThe Hollywood Reporterに話しており、根っからのスパイディー好きであることを明かしている。
過去にはトビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドなどの人気俳優が演じ、マーベルヒーローの中でも特に人気の高いキャラクターの役を勝ち取るまでの道のりは、やはり並大抵のものではなかったようで半年ほどオーディションにかかったとか。しかし製作陣を驚かせた決定打があったという。
それは幼い頃から培ってきたアクロバティックな動き。トムはオーディションで脚本にあった反転するシーンを自らやってみせると名乗り出たという。オーディションに同席していたキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは「マーベルは子供が首を折るのなんて見たくないからみんな“やめて!やめて!”って感じだった」と振り返っている。しかし監督を務めたジョー・ルッソがやらせて、トムが成功させたことで印象付けたのだという。
こうして最年少でスパイダーマン役を掴み取ったトム。その他の候補には「セックス・エデュケーション」のエイサ・バターフィールドや「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメなど人気若手俳優がいたと言われており、熾烈な役争奪戦だったことが想像できる。
2016年に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でMCUデビューを果たすと2017年には単独映画「スパイダーマン:ホームカミング」が公開。その後「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」などで親愛なる隣人を熱演。自身の代表作になった。(いずれもディズニープラスで配信中)
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/spider-man-homecoming
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