想い出との再会/学芸大青春のジュネッセンス!! 【「音とともに生きる。」from 相沢勇仁】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
行きつけの美容院に行った時の話です。ヘアサロンに行った時には、担当して下さっている美容師さんと色んな話をするのですが、その美容師さんが昔バンドでベースをやっていた方なので時々音楽の話もする事があって、そこが新しい音楽に触れる機会でもあるので結構好きな時間だったりします。最近ハマっているアーティストや楽曲を教えてもらったり、お互い教え合ったりもするんですが、この前話した時に美容師さんの口から、RADWIMPSさんとELLEGARDENさんの名前が出てきて、僕が高校生の時にロックが好きでバンドのボーカルもやっていた頃や、ロックにハマり出した中学生の時によく聴いていたバンドの名前だったので、青春時代を思い出して懐かしい気持ちになりました。
もちろん今でも聴きますが、自分たちの音楽活動もある中で新しい音楽を好きになったり普段聴く音楽が日々更新されていくようなことが多く、昔聴いていた楽曲に久しぶりに再会出来るととても嬉しくなります。
RADWIMPSさんの楽曲は、中学生の時に聴き始めた頃から色んな曲を聴いたりカラオケで歌うことも多かったのですが、僕が特に好きでよく聴いていたのは「ふたりごと」です。野田洋次郎さんが描く詞は素敵でこの楽曲の歌詞も好きで、冒頭の方に出てくる「今世紀最大の突然変異ってくらいにお前は美しい」って歌詞を初めて耳にした時、美しさを表現する時にこんな言い回しを聴いたのは初めてで印象に残っていて、野田さんの感性の美しさも、今世紀最大の突然変異なんじゃないかって思わされるほど素敵な曲が多くてグッと来ます。
ELLEGARDENさんで言うと、昔よく聴いていた曲の中の1つである「虹」と言う楽曲を、ワクワクと心を躍らせて久々に聴いてみました。好きな曲を久々に聴く時の胸が膨らむ感じが堪らないんですよね(笑)。
「迷わずにすむ道もあった どこにでも行ける自由を 失う方がもっと怖かった」このフレーズは共感できる部分が多くて印象に残ってます。楽な道を選ぼうとすればそっちに行く事も出来たけど、それでもこの先自由に生きてく事の方をより大事に思っているような気持ちが伝わって来て、僕の価値観や感性にも当てはまる部分があって好きな歌詞です。ちなみにエルレのボーカルの細美武士さんは、ONE OK ROCKのTAKAさんがリスペクトしている方でもあって、自分の尊敬している方がリスペクトしてる方って考えるとなんか凄いですよね。僕の語彙力が無いですけど(笑)。
美容師さんとの会話がきっかけで、こんなにも素敵なアーティストさんの楽曲を久々にしっかりと聴く機会が出来たので、なんだか皆さんにも共有したくなってお話しさせて頂きました!
これからも色んな場面で、色んな方と一緒に音楽と触れ合っていきたいですし、今後の音楽活動を通して、人の心に触れる音楽を創っていきたいです。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。2023年3月より全国ツアー「ダンス!ダンス!!ダンス!!!」を開催。最新曲はテレビドラマ『私と夫と夫の彼氏』オープニングテーマでもある「ヤマアラシのジレンマ」。
公式HP
https://gjunes.com/