後半戦では好青年のドンフンが恋愛で苦戦?
ユンジョがセヨンの経営戦略本部広報室に転職し、不正採用疑惑を乗り越えた後、ドンフンとも一緒に仕事をすることになる。そこでのドンフンは海外の取引先と英語でリモート会議をするなど、ハイスペックぶりを発揮。
また、第5話では、屋上で落ち込むユンジョを見かけて元気付ける際、すぐに隣に座るのではなく、「一緒に少し休んでも?」とひと声掛けて、OKをもらってから座るところは実に紳士的。ハラスメント防止セミナーなどでの見本にしてもいいのではないかと思うぐらいスマートなのだが、ユンホは全てにおいて嫌味のない好青年をサラリと演じているように見せているところがすごい。
非の打ちどころのないドンフンだが、第7話以降の後半では苦戦を強いられそうな雰囲気だ。というのも、いつからかドンフンはユンジョに好意を寄せているようなのだが、ユンジョは同じセヨンで働く幼なじみのジェミンが好きらしいのだ。
そして、このジェミンはかつてアメリカで偶然出会ったイジョンに恋をして以来、引きずっている様子で恋愛面はそれぞれ一方通行。好青年のドンフンも苦戦しそうな勢いだ。一方、ドンフンとユンジョが取り組んでいるプロジェクトの展開も全く読めない。恋も仕事も見どころ十分。後半戦もたっぷり楽しめそうだ。
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◆文=及川静
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