明るくてかわいくて、クラスの人気者の音無美月。病気の母を献身的に介護する彼女は、どこから見ても完璧な「良い子」だった。同じクラスで周りから気味悪がられ浮いている海野は、そんな彼女の決して見てはいけない姿を偶然見てしまい…?
人に言えない秘密を共有する少女たちの、切ないシスターフッド・ストーリー「ラストサマー・バケーション」(著・東洋トタン)から厳選して全6回連載でお届け。今回は第2回となる。
前回、クラスメイトに頼まれ、美月の家まで荷物を届けに行くことになった海野。美月の家に向かう途中、海野は彼女に声をかけられたプールサイドでの出来事を思い出す…。
※ショッキングな描写を含みます。ご了承の上お読みください。
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