野島「バチバチとしたライバル感があってもいいんじゃないかって」
――でも、野島さんは大矢さんの卒業発表後にモバイルサイトのブログで「チームSの全盛期をまたおこしたい」と、熱いことも書いていましたよね。そのチームSの全盛期を興すために、何が必要だと思いますか?
野島:今は先輩と後輩のコミュニケーションが少ないのかなって思います。私が昇格したころのチームSは、宮澤佐江さんとか卒業された先輩がたくさんいて、怒られることもたくさんありました。今はそういう厳しさみたいなものがあまり感じられないなって思っていて。でも、先輩と後輩の仲が悪いわけではなくて、それはすごく良いことだなって思います。ただ、仲が良い中にもお互いの意識というか、メンバー同士のバチバチしたライバル感があってもいいんじゃないかって思いもあります。
――上村さんと町さんはどうですか? 二村春香さん(7月末に卒業)と大矢さんがいなくなると、チームSは13人になってしまうわけですが…。
上村:こういう状況になったら研究生の昇格があると思うので…多分、ですけど。そうなったら若いメンバーがもっと多くなるので、先に昇格している自分たちがその子たちに教えていかなきゃいけないなって思っています。
町:ダンスやMCについて教えてくださった、お世話になった先輩方が卒業してしまってすごくさびしいんですけど、ここからは自分の力で頑張っていかなきゃいけないなって思います。今回のようなイベントも勉強になることがたくさんあるので、こういう機会を生かして、普段の公演にもつなげていきたいです。
――ありがとうございます。今チームSの話で劇場公演の方に話題が向いたので、研究生公演についてもお伺いしたいと思います。4月に「青春ガールズ」公演が始まって2カ月がたちましたが、何か最初と変わったことなどありますか?
佐藤:集合時間より早く集まって全員で練習したりしているんですけど、私は大学の授業で、それに参加できないときがあって。リハーサルで変更になったことを聞けずに本番を迎えてしまい、1人だけ動きがずれてしまうことがあったので、SKE48の活動と大学の両立をしながらも、年長者として研究生を引っ張っていけるようにならなきゃなと思いました。
井上:「青春ガールズ」公演になって、公演の雰囲気が一気に大人っぽくなり、振りが上手にできなくてみんなで悩んだこともありました。でも、2カ月がたって、完璧とは言えないかもしれないですけど、うまくできるようになってきたと思いますし、MCも上達したかなって思います。「青春ガールズ」公演はSKE48では初めてのセットリストですが、今まで上演してきた他のグループと比べられると思うので、「SKE48の研究生もすごいんだぞ」というところをアピールできる場にしていきたいと思います。
7月19日(水)リリース