HiHi Jetsの井上瑞稀が5月29日、都内で行われた主演映画「おとななじみ」の公開記念舞台あいさつに出席した。共演の久間田琳加、高橋洋人監督と共に撮影を振り返った。
「おとななじみ」とは?
同作品は「Cocohana(ココハナ)」(集英社)にて2019年より連載された漫画家・中原アヤ氏による同名漫画を映画化。幼なじみのまま大人になった超残念男子・青山春(通称:ハル)を井上、そんなハルにずっと想いを寄せるオカン系女子・加賀屋楓を久間田がW主演で演じる。距離の縮まらない二人の恋に火を付ける同じく幼なじみで、密かに楓に想いを寄せる超完璧クール男子・蓮見伊織を萩原、三人を見守るモテアネゴ系女子・小戸森美桜を浅川が務めた。二人の恋模様に周囲が振り回されるムズキュンラブコメディー。
井上瑞稀、初主演映画初日を迎えて
井上にとって初の主演作となった今作では、座長として多くの経験を積んだが、イベントでは「最近、一歩踏み出した瞬間」について問われた井上は、「基本的にビビりで踏み出せないんですけど…」と前置きした上で、HiHi Jetsのメンバーの作間龍斗と美 少年の那須雄登、藤井直樹と共に初海外旅行で訪れた韓国でのエピソードを披露。
井上は「僕以外の3人は英語のリスニングが多少できる。韓国語もちょっと勉強できて、なんとなく会話ができる。僕だけ本当に分からなかった。3人がいないとなにもできないって」と旅行中の苦い思い出に苦笑い。続けて井上は「だから、最後は『飲み物を頼ませてくれ』とお願いして、勇気をふりしぼって『チョギヨ』(すいません)って言いました。僕なりの大きな一歩です。最終日に一言発させてもらいました」とドヤ顔で報告。すると、その一歩から外国語の勉強し始めたのかとMCを務めた青木源太アナから問われると、しばし下を俯いた井上は、数秒の沈黙の後「ないです」とぼそり吐露し、会場の笑いを誘っていたが、「次はみんなに劣らず頑張りたい」と宣言していた。
久間田は「最近、一歩踏み出した瞬間」について、「スニーカーデビューをしました」と告白。「今までスニーカーを持ってなかったんです。プライベートでおでかけはヒールのある靴だった」と言い「最近、ウォーキングに行くんですけど、1万歩とか余裕で歩けることに衝撃を受けました」とにっこり。近年のスニーカーブームも相まって、スニーカー集めに意欲を見せた久間田に、井上は「『ORTR』というスニーカーがおすすめです」とイメージキャラクターを務めるブランドをさりげなくアピールすると、会場からは笑いと拍手が起こっていた。
※高橋洋人監督の「高」は、ハシゴダカが正式表記