歌舞伎役者の中村獅童、長男の小川陽喜くんが6月5日、都内で行われた「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」(6月16日[金]より公開)日本最速試写会レッドカーペット・イベントに出席。ファンである「スパイダーマン」のレッドカーペットイベントに、息子と共に参加できた感想を口にした。
同作品は「スパイダーマン：スパイダーバース」(2018年、ディズニープラスで配信中)の続編。全米で「今年の夏に最も期待されている大作映画」の第一位に選ばれ、スパイダーマンの歴史を変える映画として話題を呼んでいる「スパイダーマン」シリーズの最新作だ。現地時間6月2日に全米4313館にて公開されると、週末3日間(6月2日から4日)で興行収入1億2050万ドル(約169億)の全米オープニングNo.1ヒットとなる大スタートを切った。
中村獅童、スパイダーマンコスを封印
スパイダーマンのスーツを着て登場した陽喜くん。中村は「悔しいですけど、今日からスパイダーマンのコスプレは陽喜に譲ろうかなと思います。散々やらさせていただきましたが、今日を持ちましてスパイダーマンのコスプレは封印させていただきました。陽喜が二代目を襲名することになりましたので、ありがとうございました」と引退を発表した。
陽喜くんは、スパイダーマンファンになったのかと聞かれると「いろいろな映像を見せたらすっかりハマりました。コスプレもするようになりまして…悔しい思いでいっぱいです」と言い、笑わせた。
長男・陽喜くんとレッドカーペットを歩き「感慨深い」
息子とレッドカーペットを歩く気持ちについては「サム・ライミ監督のスパイダーマンの時もコスプレをさせていただいて、それからもさまざまなイベントでコスプレをさせていただきましたが、こうして息子と歩けるのは感慨深い思いがあります」としみじみ。
スパイダーファンとして、全米でヒットしていることはうれしいのではと尋ねられると「前作はアカデミー賞も取ってますし、今回は初日の(興行収入)最高記録ですから、全米の期待値は相当高いですね。スパイダーマンファンとして、昨日は眠れなかったです」と喜んだ。
最後に、親子でスパイダーマンが糸を出す時のポーズを披露すると「このポーズも今日で封印します」と宣言していた。
イベントには、モデルでタレントのアンミカ、俳優の観月ありさ、JO1の佐藤景瑚、Da-iCEの花村想太、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架、BE：FIRSTのLEO、東海オンエアのてつや、元レスリング選手の吉田沙保里、侍ジャパンの栗山英樹前監督も登壇した。
◆取材・文＝大野代樹
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