杉野遥亮主演の新ドラマ「ばらかもん」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)に、綱啓永、豊嶋花、近藤華、山口香緒里、飯尾和樹(ずん)がレギュラー出演することが発表された。さらに、初回放送日が7月12日(水)に決定した。本作は、日本一美しい海を擁するともいわれる五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう/杉野)が五島列島で出会った琴石なる(こといし・なる/宮崎莉里沙)ら島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。
綱啓永が“兄貴分”、豊嶋花&近藤華は“親友コンビ”に
綱が演じるのは、料理から島の子供の世話まで何でもこなす高校三年生の木戸浩志(きど・ひろし)。しかし、運動も勉強も全て平均レベルで通知表もオール3のため、両親からも凡人と言われているという役柄。“みんなの兄貴分”として島の子供たちの面倒を見ている浩志は、島に来た清舟のお世話も担当。誰もができるわけではない正しい行いを普通にできるところが長所で、たまにハイレベルな普通ぶりを発揮しては清舟を驚かせることも。
豊嶋が演じるのは、ボーイッシュで勝ち気なガキ大将キャラの中学二年生・山村美和(やまむら・みわ)。運動神経、行動力ともに抜群で、父親譲りの強引さで清舟を振り回す一方、プライドを上手にくすぐり、都合良く使うこともあるちゃっかりした一面も持つ。子供たちのリーダー格であり、良くも悪くも手本にされる、なるにとって姉のような存在。
近藤が演じるのは、漫画家を志す悩めるオタク少女の中学二年生・新井珠子(あらい・たまこ)。親友の美和(豊嶋)と行動をともにしており、趣味に生きるインドア女子。周囲からは“タマ”と呼ばれ、書くことをなりわいとする清舟には何か通じ合うものを感じている。親戚にもらったBLの本をきっかけにBLにハマってしまうが、本人は腐女子であることを認めず、あくまで“文学少女”と言い聞かせている。
“浩志の両親”山口香緒里&飯尾和樹は清舟の世話も
山口が演じるのは、浩志(綱)の母で清舟の世話を焼く、明るくておしゃべり好きな木戸朋子(きど・ともこ)。陽気でおおらかな性格であり、“昼ドラ”好きで、清舟から「奥さん」と呼ばれるとウキウキしてしまい、清舟の食事の世話に母性や喜びを感じている。
飯尾が演じるのは、笑顔を絶やさない親切な世話焼き“郷長”の木戸裕次郎(きど・ゆうじろう)。浩志の父親で、清舟が住む一軒家の管理人。七ツ岳郷の代表として個性あふれる住人たちの面倒を見ている。清舟の父である清明とは30年来の付き合いで、細かいことを気にしないアバウト過ぎるところもあるが、清舟にとって島での父親代わりとなる存在。