リアル姉妹アイドルユニット・femme fataleの戦慄かなの、頓知気さきなが6月10日、都内で行われた「戦慄かなの×頓知気さきな femme fatale」のビジュアルブック発売記念イベントに出席。イベント前に囲み取材に応じ、現在の心境やお気に入りカットについて語った。
2人の初書籍となる同作品は、11章からなるセルフプロデュース&オール撮り下ろし。「最強姉妹の夢のワンダーランド」をコンセプトにしており、ガーリーからスイート、ギャルやセクシー、アードなどビジュアルが詰め込まれている。
写真集発売は「femme fatale結成前からの目標」
同作品を発売できたことについて戦慄は「写真集を出すのがfemme fataleを結成する前からの目標だったのでうれしいです」とにっこり。「私は写真が苦手なので、1人で写真集を出す勇気がなかったから最初の写真集は2人でと思っていたんですけど、頓知気は先にグラビアの写真集を2冊出していますね」とぼやいた。
お気に入り写真には、シャボン玉のパフォーマンスで知られるシャボン玉おじさんと共に撮影したカットをチョイス。「公園でシャボン玉を飛ばして、それをバックに撮ったんですけど、CGでも見たことがない形のシャボン玉をバックに撮れたので、一番アメージングな写真をお気に入り写真として選ばさせていただきました。プロの手さばきでしたね」と話した。
頓知気は、テニスコートで撮影した写真を挙げ「ほぼ遊んでいるところです。2人ともテニスには縁がない人生なので、1ラリーも続かなかったです…(笑)。それでもテニスを楽しんでいる顔がいいなと思って気に入っています。ふとした瞬間の表情が好きです」と説明した。
このテニスコートはラブホテルになっているとのことで、戦慄は「このテニスコートでやりたかったのは、ゲームが進むに連れてなぜか服が脱げていくテニスガール。深いストーリーはないんですけど、面白いかなと思ってやりました。あと、テニスガールが脱いでケーキやフルーツを食べているところはかわいいなと思ったので、イチジクのケーキを食べています。おっぱいとイチジクのケーキのシーンは見どころです!」とアピールした。
続けて、姉妹でラブホテルに入った感想を「京都に行ったんですけど、馴染みのあるスタッフさんばっかりだったので、プチ修学旅行みたいですごく楽しかったです。今は改修工事をしているそうですが、いろいろと面白い部屋がありました。練り歩きましたね」と口にした。頓知気は「femme fataleのファンにはカップルが多いので、リニューアルした時は聖地巡礼してほしいです」と呼び掛けた。
戦慄は高所恐怖症
さらに、同書籍の出版社である講談社の高層棟も撮影に使用したそうで、戦慄は「青空とフルーツのカットを撮りたいと思っていたんですけど、曇っていたし、フルーツが重くて投げてキャッチした時の手が筋張っちゃって全然かわいくならなかったです…」と肩を落とした。
すると、頓知気が「かなちゃんは高所恐怖症なんです」と切り出し、「上がった瞬間から『帰りたい』と言っていたので、常に眉間にしわが寄っていました(笑)。写真を見たらすごくいい感じだったんですけど、よく見たらかなちゃんの顔がこわばっているのがわかると思います」と明かした。
また、今後の目標を聞かれると「femme fataleでの目標はあまりなくて、やりたいことなら無限にあります。海外でのライブや温泉旅行、サイクリングも行きたいです」と戦慄。頓知気は「個人的には、できるだけ楽しく長く続けられたらいいなと思っています」と述べた。
最後に、同書籍の自己採点を求められた戦慄は「100点を上げたいところでございます」と胸を張っていた。
◆取材・文=大野代樹