『フル・モンティ』キャストが想いと作品の魅力を語る ウィリアム・スネイプ「結局、僕らは家族なんだ」
――このシリーズの撮影を振り返って、ようやくこのシリーズが公開される今のお気持ちをお聞かせください。
ロバート:オリジナルの映画から25年経っている。そして、この25年間は大変だった。このキャラクターたちにとっても大変なことだらけだった。この国の保守的な支配や、緊縮財政の25年間に耐えなければならなかった。それが彼らの人生を少しずつ削り取ることになったんだ。それはまた、この国のインフラも削りとっていった。あなたたちにもそれが分かると思うし、脚本にも表れている。この国の学校の状況、それは見ての通りだよ。オリジナルの映画で、90年代のシェフィールドの鉄鋼業の衰退に焦点を当てていたのと同様に、このドラマシリーズでは、登場人物たちがどのように過ごしているかと同じぐらい、現在の国(イギリス)の状態も描かれているんだ。
ウィリアム:僕はこの映画をとても大切に思っているし、そこに参加したことをとても誇りに思っている。だから、この役、このキャラクターたち、そしてある程度このストーリーを再現することを聞くと、そこには不安になる要素もあると思うんだ。なぜなら、オリジナルの作品にできるだけ忠実でありたいと思うからだよ。でも、脚本を受け取った途端「これは素晴らしいものになるぞ。みんなに共感してもらえるものになる」と感じたよ。なぜなら、この国は今、多くのことを経験しているからだ。そして、取り組むべき問題がある。そして登場人物たちが、今の社会でそういった場所をうまく切り抜けていくための方法なんだ。
タリサ:私にとっては、俳優として非常にユニークな機会だったわ。それに、どこかとても安全に感じられるものだった。なぜなら、この映画には素晴らしい遺産があることを知っているからなの。そして、この作品に参加すると、自分の周りにこういった支援やサポートがあるように感じるの。でも、それがどう受け取られるかは楽しみね。この作品ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社に戻って、これらのキャラクターたちに再び会えるというのは、とてもユニークなことだと思う。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/the-full-monty
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