舞台は昭和63年の広島。呉原東署の捜査二課に配属されたエリート新人刑事・日岡秀一は、ヤクザとの癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とコンビを組むことになる。暴力団系列の金融社員の失踪事件を捜査する中で、強引な大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく…。
2018年に大上を役所広司、日岡を松坂桃李が演じて映画化され、2021年に続編も制作された柚月裕子の警察小説「孤狼の血」コミカライズ(著・小林こー)から、厳選して全8回連載でお届け。今回は第7回となる。
前回、大上に連れてこられ、尾谷組の若頭・一之瀬守孝から対立している五十子会の話を聞いた日岡。一之瀬に捜査情報を話したり、頼みごとをする大上に対し、ある疑念が生じ…?
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