俳優の桜井日奈子、平岡祐太が6月17日、都内で行われた映画「魔女の香水」(6月16日より上映中)の公開記念舞台あいさつに出席。「使ってみたい魔法」についてトークを繰り広げた。舞台あいさつには、黒木瞳、水沢エレナ、シンガーソングライターの川崎鷹也、宮武由衣監督、制作統括の菅原智美氏も登壇した。司会は、フリーアナウンサーの笠井信輔が務めた。
桜井日奈子、ラブシーンに「大人になったんだな」
同作品は、魔女と呼ばれる白石弥生(黒木)が、夢に挫折して将来への希望を失った若い女性を香りと言葉で勇気づけ、未来を切り開いていくシンデレラストーリー。魔女に助けられる女性・若林恵麻を桜井、恵麻の会社の営業先社長・横山蓮を平岡が演じた。
胸元が開いたドレス姿で登場した桜井は「23歳から30歳までの7年間を2時間の中で演じさせていただいたんですけど、これまでは同世代の俳優さんに恋をする役が多かったので、大人な男性に恋をする役っていうことで、私も大人になったんだなと思いました!」と回顧。
これを聞いた平岡は「あんなに長いラブシーンがあったのは初めてでした。ずっとキスし続けるんじゃないかなと思いましたね…(笑)。僕も大人になりました!」と笑顔を見せた。
平岡が川崎の楽曲「魔法の絨毯」いじり
同作品の内容にちなみ、魔女になれたら使ってみたい魔法についてトークする場面も。桜井は「全世界の言葉を話せるようになる魔法」とコメントし、「海外への憧れはあるけど、しゃべれないのが自分の中で一番の壁なので、しゃべれたら行き放題だなと思いました」と説明した。最も話せるようになりたい言葉は「英語」とのこと。
平岡は「アラジンのように魔法の絨毯に乗ってスポーツジムに行きたいです。キックボクシングジムに結構行ってるんですけど、徒歩だと30分くらいかかるので、雨の日は遠く感じるんですよ。そんな時に、アラジンのような魔法の絨毯に乗ってね…」と、川崎の楽曲「魔法の絨毯」へのいじりを交えて回答した。
このいじりに川崎は「ジーニーのように魔法のランプから出て君を笑わせたいのは山々なのですが…」と応じ、使ってみたい魔法については「病気にならない体になりたいです。口内炎とか虫歯ある時ってテンション下がるじゃないですか」と望んでいた。
◆取材・文=大野代樹