7月4日(火)から放送されるTVアニメ「好きな子がめがねを忘れた」(毎週火曜夜11:00-11:30、TOKYO MXほか)の先行上映イベント~ゼロ距離急接近スペシャル~が、6月19日に都内で開催。会場にはメインキャストを務める声優の伊藤昌弘(小村楓役)と若山詩音(三重あい役)、シンガーソングライターのオーイシマサヨシが登壇した。
ド天然女子とヘタレ男子のムズキュンストーリー
「好きめが」の愛称で知られる同作は、月刊「ガンガン JOKER」で掲載されている藤近小梅の純真ラブコメディーが原作。ついつい眼鏡を忘れてしまうド天然女子とちょっぴり奥手なヘタレ男子が、「ゼロ距離」でムズキュンなやりとりを繰り広げる物語だ。
上映前のステージに作中の制服をイメージした衣装で登壇した伊藤と若山は「胸元に眼鏡をぶら下げた刺しゅうを作っていただきました」とアピールし、オーイシの掛け声でクルリと一周。セーラー服姿を披露した若山は「とってもすてきな衣装で着心地もすごく良いです。(自身が通った)学校ではブレザーだったので、この機会に初めてセーラー服を着ました」と喜びを語った。
3人はスペシャルユニット・マサヨシがめがねを忘れた(小村くんと三重さんとオーイシマサヨシ)としてエンディング主題歌「メガネゴーラウンド」を担当。楽曲を手掛けたオーイシは、2人の印象を「めちゃくちゃ真面目で、スキルも高い」と絶賛する。
さらにレコーディングの中で「伊藤くんの歌がうま過ぎて、小村くんの歌唱に変更したところがいくつもあります」と明かすと、伊藤は「レコーディングに行くまでに自分で気付かなかった手法を教えてもらったり、雰囲気作りもしていただいて、一緒に作っていく感じがあって楽しかったです」とオーイシに感謝した。
若山「ファンになりました」
一方、若山はがっつりしたキャラソンのレコーディングは初めてだったそうで、センターのポジションに「申し訳ない気持ちとプレッシャーが…」と渋い顔で答えると、楽曲について「曲名ぴったりでくるくる回ってる感じがしました。2人の関係性を描きつつオーイシさんの語り部があって、構成がすごくすてき。1曲の中でお話が出来上がっていてファンになりました」と思いを語った。
ここで3人はエンディング主題歌「メガネゴーラウンド」をライブ初披露。軽快な楽曲のリズムに合わせてかわいらしい歌と踊りをお披露目すると、人生初のライブに「緊張しました」という若山は「温かい皆さんのおかげで楽しく自由にやっていいんだと思えました」と感無量の笑みを浮かべた。
しかし、8月25日(金)~27日(日)に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催される「Animelo Summer Live 2023 -AXEL-」(通称:アニサマ)に出演が決まったことに話が移ると、2万7000人の観客の前で披露するという事態に「胃が痛い」と渋い顔に。「やっと歌とダンスを初披露したばかりなのに、カラカラ喉が乾いてます」と緊張した様子を見せた。一方、オーイシは「(ユニットとして)デビューして1カ月以内にアニサマに出ることが決まりました。史上最速だと思います」と歓喜していた。
最後に、作品についてオーイシは「2人の関係性とかじれったく甘い感じのポイントが見られるので楽しんでください」とコメント。若山は「まだ内容については触れられないのですが、とにかく2人の心と実際の距離が近付いていく様にキュンキュンしてください」と見どころをアピールし、伊藤は「一生懸命演技をさせていただきました。キュンキュンするポイントがたくさんあるので、まずは見ていただきたいなと思います」と、先行上映に参加した観客に向けてメッセージを送った。