竹内朱莉からファンへの感謝のメッセージ
まずは「今日までたくさんの応援を本当にありがとうございました!そして、アイドル人生の最後にこんなに素晴らしい場所で、こんなにすてきな景色を見せてくれて本当にありがとうございます!スマイレージに加入してから12年、ハロプロエッグに加入して15年という長い間活動させていただきました。こんなに長い間やってるとは思ってなかったので、私が一番ビックリしてるんですけど、どんな時も暑苦しいほどの応援、そして大きすぎる愛を皆さんからいただいたから今日まで駆け抜けることができたんだなって思います」と感謝の気持ちを伝えた。
そして「私は卒業発表してから改めて思ったことがあるんですけど、やっぱライブをしてる時が一番楽しいなぁ、幸せだなぁって。アンジュルムとしてステージに立ってる時が一番自分が輝いてるなぁって思うし、そんな自分が一番好きでした!」と元気に気持ちを伝えていた竹内だが、「…泣いちゃう。無理かも」と感情が溢れ出し、思わず涙も溢れ出したが、涙を拭いながら「私をアイドルにしてくれて本当にありがとうございました」と力強く伝えることができた。
これからも歌いまーす!踊りまーす!
さらに、「長く活動させていただいたからこそ、こんなにかわいくて愛しくて大好きな妹たちにも出会えました。正直、今までのように会えなくなるのは寂しいです…。みんなは加入した時、ちょこまかしてて不安そうにステージに立ってたりしてたのに、気づいたらこんなにかっこよくて、かわいくて、いつしかすごく頼もしい存在になっていました。だから私はこれからのアンジュルムがとっても楽しみです。これから困難もたくさんあると思うけど、みんなで信じた道を進み続けて、新しいアンジュルムの形をみんなで作り上げてほしいなと思います。そしていろんな壁をみんなでぶっ壊して最強アンジュルムをこれからも更新してください!」とメンバーにエールを送った。
自身の今後については「私はこれから書道で世界を目指します。不安がないよ!って言ったらうそになるけども、それ以上に楽しみだし、すごくワクワクしてるし、『やっぱタケちゃん、すげえなぁ』とか『竹内最強だな!』って思ってもらえるように頑張るので、頭の片隅でいいので私の存在を置いておいてもらえたらうれしいなと思います」と語った。
「あとは、みんなが喜ぶことを1個言ってあげようかな?ちゃんと聞いててね!」と前置きして、「これからも歌いまーす!踊りまーす!ということはまたステージに戻ってきます!」と、書道家としての活動だけでなく歌とダンスも継続していくことを宣言。
大きな歓声と拍手が鳴り響く中、「だからまた会える日が来ると思いますので、気長に気長に待っていただけたらと思います。みんなこれからもよろしくね!ということで最後になりますが、本当に長い間、たくさんの愛と幸せな時間をありがとうございました!」とファンに向けて手を振った。
「旅立ちの春が来た」の後に、メンバーたちが竹内にメッセージを届け、「夏将軍」、そしてダブルアンコールで「友よ」を歌唱。そして最後はステージに竹内ひとりが残り、「本当に長い間、お世話になりました!ありがとうございましたー!また会おうね。バイバーイ!」と伝えて、元気にステージを走り去って、卒業コンサートの幕が下ろされた。
◆取材・文=田中隆信