要潤が徳川家康ゆかりの地へ、“天下を取れた理由”を解き明かす旅のプランを考案<こちら歴史ミステリー旅行社>
要潤「大きな歴史の重みを感じられました」
僕は旅行会社(HMTA)の企画部員として、家康の天下取りの謎解きツアーを自ら体験していくという設定だったんですが、本当にこういうツアーがあれば僕もぜひ行ってみたいな、と思いましたね。
教科書で学んだだけでは分からない家康のリアルな足跡、天下統一の裏にあった苦労や、ひとりの人間としての強い想いを行く先々で感じることができました。
例えば、家康が敵の猛攻を受けて命からがら逃げ込んだ洞窟を地元のガイドさんに見せてもらったんですが、ここで一歩間違えれば家康が命を落としていたかもしれないと思うと、一見ただの小さな洞穴に大きな歴史の重みを感じられました。
個人的には関ケ原に行けたことが良かったですね。家康が腰掛けていた石とか、陣地跡が今もきちんとリアルに残っていて、本当にここで天下分け目の合戦が行われたんだという疑似体験のような感覚になって、とても面白かったです。
やはり実際に現地に行って自分の目で見て、いろいろな人と接してこそ、ああ、本当に旅行しているんだな、という気分になりますよね。そのあたりが、この番組を通して視聴者の皆さんに伝わるといいな、と思います。
そして何と言っても、解説の河合先生なくしてはこの番組は成立しなかったと思います。僕はカメラが回っていないところでもいろいろと質問したんですけど、どんな質問に対しても卒なく答えていただいて、さすがだなあと。
今後機会があれば、僕は香川県出身なので、四国の歴史に関するツアーとかをやってみたいですね。高知には坂本龍馬もいますし、幕末の志士に関する史跡をめぐるツアーとかも面白いと思います。