“友達”と思えるほど仲のいい家族に囲まれ「ペラペラ何でも喋っています」
――鈴木さんは、広瀬家をどんな家族だと捉えていますか?
結構バラバラで寂しいなとは思いつつ、でも、ああいう形だからこそ、晃と桂一が温かい二人の空間を作れているのかなと思いますね。逆に家族がすごく仲良くて、みんなが家にいる環境だったら、晃と桂一があそこまで深くお互いを思う方向にはなっていなかったと思います。
――鈴木さんご自身のご家族はどんな雰囲気ですか?
“友達”です。何でも喋りますね。特にお母さんとはもうずっとペラペラ何でも喋っています。お父さんとも話せるけど、ぼけーっとしていて聞いているか聞いていないかよく分からない感じで(笑)。マスコットキャラみたいに家のソファに座っていて、かわいい癒しキャラです。強い感じがしないので、「親父」とは呼べないですね(笑)。
――弟さんとはいかがですか?
こちらも変わらず“友達”で、あんまり“兄貴・弟”みたいな感じはないかもしれないですね。普段も「仁」って呼び捨てで呼ばれていて。二人きりで出掛けたりもするので、“親友”って感じです。
格闘技にどハマり「ちょっとオタクになり始めていますね(笑)」
――“大きな秘密を抱えた夫婦”にちなみ、鈴木さんの秘密を教えてください。
秘密というわけではないのですが、最近公表したのは格闘技好きということです。格闘技を習っているというのもあって、オフの日に延々と格闘技を見ている日もあるくらい好き、というのは多分知られていないと思います。ちょっとオタクになり始めていますね(笑)。
――以前、ご自身のことを「静かなタイプで、クラスにいても表舞台には立たない」とおっしゃっていましたが、その後数々の現場を経験されて、現場での在り方や立ち居振る舞いに変化はありましたか?
変わらずベースは静かなタイプですが、その時々の役によって、普段の会話も増えたりはしています。静かというより、落ち着いているという感じでしょうか。あまり騒ぐタイプではないけど、お喋りではあると思います。
目立ちたくないタイプなので、中心グループにはいてもその端っこにいるような、日常生活もずっとそんな感じですね。
――今後目指す俳優像を教えてください。
どんどんすてきな作品と出会って自分の役を広げつつ、自分に合う役とか、“自分といえば”という役もこれから探していけたらなと思います。今は、とにかく経験を積んで、幅を広げて、自分の新しい姿を皆さんに見ていただきたいなという気持ちが強いですが、ゆくゆくは自分の強みをはっきり持てるようになっていきたいと思います。
――最後に、視聴者に向けたメッセージをお願いします。
単純に「楽しんでください」というのもちょっと違って、それぞれのキャラクターの感情の変化などを感じながら見ていただけたらなと思います。