グローバルボーイズグループ・JO1が、6月27日に都内で行われたジェンダーレスアクセサリー「CONCORDANCE」の新CM発表会に登壇した。
大平「パスポートを失くしてしまってたくさんの方に助けてもらった」
6月28日(水)より販売開始となる新ブランド「CONCORDANCE」は、ブランド名の意味である“協和音”をモチーフにした11種類のチャームやネックレス、ブレスレット、リングなど、性別の枠組を超えたユニセックスなデザインのアクセサリーを取り扱っていく。
クリエーティブモデルを務めるJO1(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)は、28日から放送開始するテレビCM「CONCORDANCE 登場篇」に出演。CMソングにはJO1の楽曲「Romance」が起用されている。
CM同様、それぞれ異なるチャームを身に付けて登場したJO1メンバー。大平のチャームはハート型。ハートには“愛”という意味が込められているということで、最近一番愛を感じたことを聞かれると「韓国に行ったんですけど、帰国する当日にパスポートを失くしてしまって、たくさんの方に助けてもらったことです」と答え、「本当に助かりました。この場を借りて、たくさんのスタッフの皆さん、ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた。
川尻は、ト音記号のデザイン。“大切・唯一無二”という意味があるということで「“人”です。結局、人なんですよ、ホンマに。僕らも応援してもらえないと活動もできないので、一番大切なのかなって思います」と回答。
“音符”のチャームを付けている川西は「音楽って身近にあるものだと思うんですけど、それを形にして身に付けるってオシャレだなって思って」とお気に入りポイントを伝え、「最近、個人の仕事で撮影とかすることもあるんですけど、昨日、河野純喜くんから『撮影大変だけど頑張れよ』ってカフェのチケットをくれて、『気持ち悪っ!!』って思ったんですけど(笑)、めちゃめちゃテンション上がりました」というほっこりエピソードを披露した。
河野「小学校の頃、サッカーをやっていて背番号が8でした」
木全は“月”の形のチャーム。月は“美しさ”という意味があるということで、「愛猫のわさびの目がすごくきれい。光が当たるとちょっと青っぽくなるんです。それがすごくかわいいですね」と愛猫に癒されていると告白。
金城は“ダイヤモンド”の形のチャーム。「ダイヤモンドは永遠の絆という意味が込められているんですけど、JO1は去年、絆ツアー(「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」)を回らせてもらって、その時にメンバーから助けてもらった思い出があって、そこに絆を感じました」と語った。
河野は“8”のチャーム。「個人的に小学校の頃、サッカーをやっていたんですけど、背番号が8番でした! めっちゃ8番が好きなので運命なんじゃないかなって。あと、色に青が入っていて、僕のメンバーカラーが青なのでピッタリだなって」とお気に入りの様子。8には“無限大”という意味が込められていると聞くと「「無限大」を踊り続けられます!」と同名の楽曲を挙げ、「JO1としてデビューして一番練習したし、一番踊っている曲なので、曲が流れたら全員踊り出せます」と、それくらい大切な一曲だと答えた。
佐藤は“ストーン”のチャーム。「僕、金(きん)が好きなんですよ。ゴージャス感がお気に入りですね」と答え、“成長”という意味が込められているということで「最近、めっちゃ優しくなりました。みんな疲れてきてるんじゃない? 後輩(年下メンバー)にはご飯を奢ってあげたりしてます」と、自身の成長を明かした。
白岩は“1”。「数字の1って始まりだったり、オンリーワンだったり、人生一度きりだったり、一人一人が唯一無二だったり、全てのきっかけになる数字だと思うので格好良いなと思います」と数字の1に対する思いを語った。
鶴房「草原で探し回りましたよね。それが常に首元にあります」
鶴房は“クローバー”。「小学生の頃、草原で探し回りましたよね? それが常に首元にあります」と得意げにアピール。“幸せを運ぶクローバー”にちなんで、これがあれば幸せな気持ちになれる物を聞かれると「物っていうか、今生きてる存在」とスケールの大きな答えが返ってきた。
豆原は“スター”。「スターは輝いていますから、スターを拾うと無敵になりますよね」とゲームに絡めて話し、「穴に落ちないようにジャンプして」と最後までゲームに例えて魅力を語った。スターには“夢”という意味が込められているということで、「僕、地元で喫茶店をやりたいんです。ちっちゃくていいんですけど、将来の奥さんと一緒に。という夢をかなえたいです」とメンバーも知らなかった密かな夢を明かした。
そして、與那城は“CONCORDANCE”のチャームを身に付け、「ブランドイメージを大事にするチャームなので、僕が一番似合うかなと思います(笑)」とニヤリ。「スタイリッシュですし、一番目に入る物なので、みんなに付けてほしいです。これから広げていきたいので、そういう意味でもこのチャームを付けていきたい」と、ブランドの代名詞でもあるチャームを広めたいという思いを語った。
そして、「デビューした頃は、こういう会見でみんなガチガチで、誰かがしゃべると黙るという感じだったんですけど、わちゃわちゃできる感じになったので成長を感じます」とJO1の“協和音”的な部分、成長したと感じる部分を話した。
ほか、メンバーそれぞれが考えたオンリーワンのチャームを発表するコーナーも展開。
最後は、與那城が「僕たちもお気に入りのジェンダーレスアクセサリー、新ブランド『CONCORDANCE』、ぜひ皆さんも身に付けていただけるとうれしいです」というメッセージを届けて締めくくった。
◆取材・文=田中隆信