伊藤健太郎コメント「石丸の切なさ、生き様を届けたい」
――今回、石丸の役が来た時のお気持ちはいかがでしたか。
元々特攻隊というものに非常に興味があり、このようなお仕事をさせてもらっている上では演じたいなと思っていたジャンルでした。戦争をテーマにした作品が自分にとっても初めての経験なので、すごく嬉しかったです。親戚に特攻隊だった方がおりまして、その方の思いも背負いつつ石丸を演じられたらいいなと思います。
――どのような石丸を演じていきたいですか。
石丸は基本的に明るくてムードメーカーという部分があるのですが、だからこそ切なく感じられる部分があり、そこが魅力なのかなと思っています。観てくださっている皆さんに石丸の切なさ、生き様を届けたいです。
――役柄に沿って髪型も変えられたようですが…。
こんなに短い髪型は初めてですね。髪を剃ってから2週間ほど経ちましたが、いまだに朝起きて鏡を見るとびっくりします。まだ慣れないです。
――現場の空気感はいかがですか。
福原さん、水上くんを筆頭にとても温かい現場で、穏やかに撮影しています。
――お二人とのご共演はいかがですか。
福原さんは5,6年ほど前に共演させていただきました。他の皆さんは初めてご一緒する方ばかりですが、カメラが回っていないところでも色々とお話させていただいて、和気藹々と撮影しています。
――楽しみにされている皆さんへ一言お願いします。
今の時代にこの映画を届けられるということは、すごく意義のあることなのではないかなと思います。観てくださる方々に色んな感情を与えることができる作品にしていきたいと思っていますので、公開の12月8日を楽しみに待っていただきたいです。