Vライバーガールズユニット「武士来舞(BUSHILIVE)」発表、テレビ番組出演も予定
国内最大級のスタートアップの祭典「IVS2023 KYOTO」にて、ライブ配信アプリ17LIVEがVライバーガールズユニット「武士来舞(BUSHILIVE)」を発表。一般公募された5名のVライバーがユニットとして活動していく展望が語られたほか、盛り上がりつつあるVライバー事業について17LIVEのライバー部門責任者の柳氏がコメントする一幕があった。
17LIVEオリジナルVライバーユニット「武士来舞(BUSHILIVE)」が発表される
『日本IPファンが世界でつながる「Vライバービジネス」は新世代エンタメの起爆剤となる』と題してパネルディスカッションが開催された。
イベント冒頭に17LIVEグローバルCEOのアレックス・レン氏により、17LIVEのオリジナルVライバーユニット「武士来舞」が発表され、ショートムービーとキャラクターデザインが。今後は、7月4日に17LIVEで「武士来舞」のグローバル配信を予定しているほか、BSテレ東でVライバー番組に出演し、今週には楽曲のリリースも予定しているという。
アレックス・レン氏は、17LIVEにおいて世界の認証ライバー数は12万人、世界の登録ユーザー数5000万人を突破し、Vライバーとリアルライバーが共存する唯一のプラットフォームであるとアピール。また、Vライバー事業はまず日本から発信して今後はグローバルに展開していくという構想を明かした。
リアルライバーとVライバーが共存する世界に期待
その後、のパネルディスカッションでは、headline/IVC田中章雄氏、株式会社EMPの能瀬秀二氏、17LIVEVライバー事業責任者の柳里沙氏、ポニーキャニオンチーフプロデューサーの佐藤正朗氏、バーチャルヒューマン事業を展開する株式会社Aww佐田晋一郎氏が登場。
武士来舞についての質問が飛び出すと「17LIVEが持つキャラクターとして出るユニット。7月4日に、こういった(オリジナルIPの)取組はいままでやってこなかったので、挑戦しですね。キャラクターは織田信長、豊臣秀吉らをモチーフにしています。」と柳氏。
ディスカッションの中で、柳氏は「台湾で実施したライバーエキスポイベントで、Vライバーとおしゃべるができる体験を実施した際、日本のVライバーのファンが台湾にすでにいらっしゃいました。実際の会場に興味をもって来場いただいた方も多かった」とVライバーの注目度を実感したエピソードも披露。
「メンバーが今後が増える可能性がある?」「必殺技のようなものがあったりする?」「武士ということは戦う?敵役も登場する?」といった質問もパネリストから投げかけられた。
「それはわからないですが、可能性はあります。今後やっていくうちにファンの方と作り上げていく過程で可能性はあるかもしれません」「リアルとVライバーは共存できると思っています。最近では顔を出してリアルライバーとしてやりつつ、Vライバーとしても活動するという2.5次元のライバーが出てき始めている。対決や闘うという形ではなく、一緒に盛り上がっていくといいなと思っています。」(柳氏)と、今後の展開に期待を膨らませた。