7月4日(火)に最終回を迎えるドラマ「ホスト相続しちゃいました」(毎週火曜夜11:00-11:30、フジテレビ系)に出演する八木勇征(FANTASTICS)が3日、囲み取材に応じ、本作の思い出や最終話の見どころなどを語った。さらに、八木が記者に対して“オラ営(オラオラ営業)”のサービスをする一幕もあった。
桜井ユキが主演を務める本作は、ある日叔父からの遺言で、突然、歌舞伎町のホストクラブ「MAJEST(マジェスト)」を相続することになった広告代理店に勤める久美子(桜井)が、ひとくせもふたくせもあるイケメンホストたちと共に、つぶれかけのホストクラブを立て直していくオリジナルストーリー。八木は、「MAJEST」の“代表”を務めるホスト・Masatoを演じている。
Masatoの成長と共に「僕自身もマインドを変えました」
まずはMasatoの印象について、「最初は強い人だなと思いました」といい、物語が進んでいくにつれて、「妹が出てきて、家族やMAJESTの仲間など、近い存在の人を大切に思っている熱いところもあるんだなと、イメージががらっと変わっていきました」と明かした。続けて、「Masatoは弱い面を出さないようにしていただけ」と話し、「久美子さんに初めて弱い部分を見せたシーンで、成長というか、勇気を持って一歩踏み出しているんですよね。僕自身も演じている上で、そこでマインドを変えました。オラオラが強かったところから、内に秘めている部分を出すようなお芝居に変えたので、Masatoと一緒になって進めたような気がしています」「キャラクターの本当の気持ちをお芝居でやらせていただけている感覚がしたので、個人的にも好きなシーンです」と語った。
また、役に影響されたことについては、“経済を回すために課金している”というMasatoのせりふを受けて、「原神」というアプリゲーム内で課金をし始めたという八木。「どれくらいからが課金の料金が多いのか分からないですけど、一回のイベントのガチャで6万くらい使いました。どうしても(目当てのキャラクターが)欲しいんです(笑)」と告白した。
“ホストを演じる上で意識した部分は?”という質問では、「“姫”をリスペクトしつつも、お店なのでお金を使っていただくじゃないですか。来ていただいている方に対して、(お金を)使わせたいと思えるような相手にならなければいけないとホストの方から聞いて、『このシャンパン、高いから(注文しなくて)いいよ』と言ってしまうのは、必ずしも正解じゃない、謙虚さがプラスになるわけでもないんだなと思いました。この人とシャンパンを飲みたいなという男性になることが第一だと思いながら、目線や声も含めてやっていました」と答えた。
桜井ユキは“姉さん”、宮世琉弥&三浦翔平が家に来たことも
また、撮影の思い出を聞かれた八木は、桜井と頻繁に連絡を取っていたと話し、「おいしそうなものがあるとお互い写真を送って、“グルメマウント”みたいな(笑)。ユキさんは食のセンスが大変よろしくて、僕も食べてみたいなというものを送ってくださるんです。プライベートな時間もたくさんかわいがっていただいて、大好きな姉さんという感じです」と印象を語った。
宮世琉弥については、お互いの家を行き来する仲であり、「琉弥もソロで曲を出していて、“新曲作ったんだけど…”という話など、音楽の話を結構します」と明かした。さらに、三浦翔平も八木の家を訪れたことがあり、プライベートでもご飯に行く「兄貴的存在」だと明かした他、今回共演した「どの方も、近しい交流をさせていただけているなと思います」と感謝した。