乃木坂46・久保史緒里が、6月30日に都内で開催された映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」の公開初日舞台あいさつに、伊藤沙莉、竹野内豊、北村有起哉、内田英治監督、片山慎三監督と共に登場。主演の伊藤と共演した感想や、作品にちなんでもし“探偵マリコ”に依頼・相談するとしたら、などについて語った。
久保はホストに恋するキャバクラ嬢役
同作の舞台は、東京・新宿の歌舞伎町。小さなバー「カールモール」のママ・マリコ(伊藤)は、さまざまなワケあり常連客の相手をする一方、「新宿探偵社」の探偵としての顔も持っており、ある日「FBI」を名乗る3人組から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼を受け、恋人の“自称忍者”・MASAYA(竹野内)の協力の下と共に奔走するという、ブラックユーモア溢れる異色の探偵エンターテインメント。「ミッドナイトスワン」の内田監督と、「岬の兄妹」「さがす」の片山監督の2人がタッグを組み、伊藤が主演を務める。
今作でホストに恋するキャバクラ嬢を演じる久保は、マリコ役の伊藤と共演した感想を聞かれると「私はものすごく緊張しいで、撮影もずっと緊張していたんです。絢香はキャバクラ嬢ということもあって短いズボンをはいていたりしたので、外の撮影がすごく寒かったんですけど、その時に沙莉さんから『寒くないですか?』って話し掛けていただいて、お気遣いいただいてすごく救われていました」と、“座長”伊藤の心配りに感謝した。
そんな久保に対し、伊藤は「本当にめちゃくちゃかわいいじゃないですか!お会いして、顔が小さくて、(目が)くりくりしていて。何でこういう子が切ないことになるの?と思ったんですけど、まとう空気感が、絢香になると控え室にいる時(の久保)と全然違って、幸が薄くなるというか…(笑)。そこがすてきだなと思いました。それはパッと出せるものじゃないと思うので、いろんな一面があって、もっともっとたくさん知りたいなって勝手に思わせていただいていました」と、久保がまとう“薄幸感”を称賛。
それを受けて、久保は「グループで活動している時も幸薄い担当というか(笑)。割とファンの方にも『幸薄いね』って言われるので、それを感じ取っていただいてありがたいです」と、ほほ笑んでいた。
「今後アイドルとしてどう進んでいったら…」
また、作品にちなんでもし“探偵マリコ”に何か依頼・相談をするとしたらという質問に、久保は「何でも話せる空気感があるので、今後アイドルとしてどう進んでいったらいいか聞いてみたいなと思います(笑)」と、さらっとディープな相談を。
それに対し、伊藤は「迷うことないですよ!そのまま突き進んでください。大丈夫です」と力強く激励していた。
映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」は、全国公開中。