女性監督興行収入歴代No.1を獲得し、この夏最強のアクションエンターテインメントと呼び声高い「ワンダーウーマン」が、日本では8月25日(金)より公開される。
“ワンダーウーマン”を演じるのは、強さと美しさを兼ね備えた美人女優ガル・ガドット。イタリアやロンドンで撮影が行われた本作では、ガルは氷点下の中、腕と脚が露出するセクシーなコスチュームで撮影に挑んだ。そんな過酷な撮影現場の裏話を独占公開する。
「世界で最も美しい顔100人」で第2位に選ばれ、兵役経験を持ち、強さと美しさを兼ね備えまさにリアルワンダーウーマンと呼ぶべき存在のガル。セクシーなコスチュームを着て撮影に臨んだ彼女だが、氷点下での撮影はやはり相当過酷なものだったという。
2月のロンドンは最低気温が氷点下となることが多く、コートや手袋、マフラーなど完全防寒の格好でも寒さをしのぐのは容易ではない。ガルは「真冬のロンドンでワンダーウーマンの衣装を着たのは私だけでしょうね(笑)。本当に寒くて、撮影の時以外はずっと震えていたわ」と、過酷な現場を振り返った。
しかし、ワンダーウーマンは強く美しい戦士で、世界を救うために戦うキャラクター。そのためガルも「撮影中はずっと寒かったけど、演技とシーンに集中したわ。だから寒さなんて忘れちゃったのよ」と、寒さも吹き飛ばす集中力と熱い女優魂で、過酷な撮影を乗り越えた。
パイロットのスティーブ役で共演したクリス・パインもそんな彼女の姿には驚いたようで、「ガルは本当に大変だったと思う。僕はコートを着込んでも震えていたのに、あんなセクシーなコスチュームでさまざまなアクションに挑む必要があったんだからね。彼女はすごいよ」と、ガルのストイックさに脱帽していた。
そんな寒さの中で撮影されたのは、島を出たワンダーウーマンが世界を救うため、戦いに挑むシーン。力任せなパンチやキックではなく、ジャンプや体のひねりを駆使し、流れるような動きで10人以上の敵を1人で倒していく美しいアクションシーンを、ガルはほとんど自らが演じた。
そして、氷点下に“ほぼ全裸”のようなセクシーコスチュームを身にまとう過酷な状況下でも、実際に自らロケを行うなど、“生のアクション”にこだわって撮影された。
だからこそ、圧倒的な臨場感が生み出されているのかもしれない。そんな、ガルが文字通り体を張って乗り切った大迫力のアクションシーンは、間違いなく一見の価値ありだ。
“最強の美女戦士”ワンダーウーマンは、女性だけの島で育ち、外の世界を全く知らない世間知らずの一面も持ちあわせるチャーミングなキャラクター。
彼女はある時島に不時着した男性パイロット・スティーブから、島の外で大きな争いが起こっていることを聞き、2度と戻れないと知りながら、世界を救うため故郷を離れる決断を下す。
戦闘における強さだけでなく、自分の決断に命を懸けて、外の世界に飛び出していく彼女の姿は、見る者全てに勇気を与えてくれるはずだ。