石原夏織が声優として活躍する一方で、4月から社会人生活2年目に突入。そこで、いろいろあった社会人1年目を振り返りつつ、2年目の目標などを語ってくれた。
大学生から社会人になって、心境の変化は?
――社会人2年目を迎えられましたが、まず1年目をちょっと振り返っていただけますか? 1年前に大学を卒業して、何か意識の変化ってありましたか?
石原:ずっと学校に行ってから仕事っていうのが自分のライフスタイルになっていたので、学校がなくなった途端、午前中の仕事に行くまでの間とか「私は何をしたらいいんだろう?」っていう、謎の虚無感みたいなものに襲われて、すごく寂しくなりました(笑)。
でも、今までは学校があって好きな事とかに当てられなかったその時間を、自分の好きな事に当てようと切り替えられるようになったのが6月くらいで。そこからは「やっぱり社会人だし、いろいろな事をこれからもっと学んで、仕事に生かそう」っていうふうに、意識が変わっていきましたね。
――変わったのはキッカケがあったんですか? それとも、なんとなく慣れて、分かってきた感じですかね?
石原:なんとなく慣れてですね。「こういうのが普通なんだな」「これからは普通になるんだな」っていうのが分かってきて、受け入れられました。
――受け入れて以降、これまで学校に行っていた時間を有効に使えるようになりましたか?
石原:はい! ピラティスに行ってみたり、英語を学びにいってみたり。英語の塾がすごくスパルタで、宿題に再び追われる日々を過ごしたりとか(笑)。あと、友達も私と同じような生活をしてるんです。月曜日から金曜日が仕事で、土日休みっていう人が、自分の友達にあんまりいなくて。平日休みの子とか結構多いので、その子たちと「ランチに行こう」みたいな、そういう遊び方も覚えたりとか。そういうふうに、どんどん変化していきましたね。
――普通の20代女性らしく、楽しめてますか?
石原:そうですね。遅れながらに大学生のような…大学生って学校の後に遊んだりとか、時間割を自分で組めるから、午後だけ行って、午前中は空いてるみたいな生活スタイルだと思うんですけど、私はできなかったので。そういう自由を手に入れて、少し遊び方を覚えたみたいな。
――今も毎日、有意義な日々が続いてるんですね。
石原:はい、続いてます。