転職エージェント界を舞台にしたお仕事ドラマ「転職の魔王様」(毎週月曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系)が7月17日(月)にスタート。主演を務める成田凌は、転職希望者の悩みを毒舌で一刀両断し、“魔王様”の異名を持つ敏腕キャリアアドバイザーの来栖嵐を演じる。一方、共演の小芝風花は、そんな彼の下で見習いアドバイザーとして働くことになる未谷千晴を演じている。そんな2人にインタビューを実施した。
2人の役どころは?
成田「来栖は表立った感情がほどんど見えなくて、転職希望者への言葉も常に辛辣です。時に厳し過ぎるのではないかと思うほどですが、そこには来栖なりの愛情があり、実は心に刺さるいい言葉を言っているんですよね。それをどう表現し、どれぐらいの幅を持って演じていけばいいのかは、今の僕にとっての課題です。それでもできる限りの柔軟性を持って演じていきたいと思っています」
小芝「千晴は大学卒業後に大手広告代理店に就職するのですが、そこで上司からパワハラをされても、『私が頑張れなかったせいだ』と、自分を責めてしまう女の子です。本当に真っすぐで一生懸命な子なのですが、自分がパワハラに遭っていることにも気が付いていない危なっかしいところもあって。自分の本音や気持ちよりも、周囲に必要とされたいと思ってしまう子なので、そこは繊細に演じていきたいと思います。私はこれまでも頑張り屋さんの役を演じることが多かったのですが、それでも『気持ちの悪い社畜』と呼ばれたのは、今回が初めてでした(笑)」
お互いの印象は?
成田と小芝は今回が初共演。初めて顔を合わせたのも、取材前日に行われた本読みのときだった。
成田「すごく明るく朗らかな方なので、これから3カ月間、撮影現場にいてくれるだけで、うれしい気持ちになります。それだけで僕やスタッフさんたちは頑張れるので、健康でいてくれれば十分です! とはいえ、撮影が続くと、笑顔でいられない日もあると思うので、そんなときに出てくるであろう新たな一面を見るのも楽しみです(笑)」
小芝「ふふふ、そこは楽しみにしていてください(笑)。私が成田さんに対して思ったのは、自分を飾らない方なのかなと。常に自分のペースを保たれている方という印象があって、そこは誰に対しても態度や対応が変わらない来栖さんにピッタリだなと思いました」