乃木坂46・与田祐希主演の木ドラ24「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(深夜0:30-1:00ほか、テレビ東京系ほか)の第2話が7月6日深夜に放送された。スタートアップ企業「ドリームクレイジー」(以下「ドリクレ」)のアドバイザーになった白川(須賀健太)のアイデアをきっかけに、意見が対立してしまった真司(望月歩)と浅井(前田旺志郎)。そして板挟み状態になったリコ(与田)は、どちらの意見をとるのか決断を迫られるのだった。(以下、ネタバレを含みます)
「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」とは
同作は、2022年7月期に放送された「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」の世界とは別の“もう1つの世界”を生きる主人公の成長を描いたホビー・ヒューマンドラマ。「周りとは違う」と思って走ってきた若者たちが“人生のオリジナリティー”に葛藤し、プラモデルをきっかけに大人へと“組み立って”いく姿を描く。
「ドリクレ」の社長・小向璃子(以下リコ)役の与田の他、リコの大学の同級生で「ドリクレ」共同創業者の高木真司役に望月歩、同じく浅井祐樹役に前田旺志郎、「ドリクレ」のライバル会社「Perfect Beans」の社長・中野京子役に藤井夏恋、スタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」の代表・犬塚輝役にマギー、犬塚の秘書・雉村仁役に森下能幸が配役され、前作と同姓同名の全く異なる役柄で登場。
そして、前作の世界と唯一共通の存在となるプラモデル店「矢島模型店」を営む店主“やっさん”こと矢島一役に田中要次が続投。また、新キャストとして、「ドリクレ」に新たに加入するメンバーとなる後田浩一郎役の矢柴俊博、熊本侑美役の市川由衣、「矢島模型店」のアルバイト・アオ役の石田悠佳、「Perfect Beans」の一員・ハル役に天川れみが登場し、「量産型リコ」ワールドをより一層盛り上げる。
ドリクレの事業方針をきっかけに真司と浅井が口論へと発展…
リコ、真司、浅井の3人は投資家が集まるパーティーに参加し、そこで若手起業家として成功を収める白川と出会う。白川は偶然にもリコの小学生時代の先輩だったため、それを“チャンス”と感じた浅井は白川に「僕たちをユニコーン企業に導いてください!」と懇願。こうして半ば強引に、ドリクレのアドバイザーとして白川に協力してもらうことになるのだった。
その後リコはドリクレが行おうとしている事業プラン(「ノコルナ」のサービス)を白川に説明するのだが、ひと通り話を聞いた白川からは「ノコルナは生き残れないな」と言われてしまう。どうやらサービスの展開や大きな成長戦略が皆無である点や、後発の類似サービスが出てきた場合のことを想定しての結論だった模様。そして白川はリコたちに対して「先を見据えたサービス展開、具体的に考えてみて。とりあえず100案」と言い残し、その場をあとにした。
後日、リコたちはなんとかアイデアを絞り出して、100個のサービス展開を白川にプレゼンする。しかし、またしても白川から「やっぱり、大きな成長は見込めないね。似たようなアイデアが集まっても」と事業プランを否定されてしまう。そして代案として白川は、“ノコルナブランドの冷凍食品を作って、スーパーやコンビニで販売しよう”と話を持ち掛けてくる。
しかし白川の提案は、本来のノコルナの“食品ロスをなくす”という事業プランとは全く逆のサービス。そのため真司は「残る物売ったらノコルナじゃない」と猛反対するのだが、それに対して浅井は「会社でかくするためだろ、ガキかよ」と反論して口論が勃発してしまう。結局折り合いがつかないまま、どちらの意見を選ぶか求められたリコ。急展開に頭の整理が追いつかず、一旦その場を離れるのだった。
Happinet
発売日: 2022/12/02