物語終盤で白川の“本当の思い”が発覚…
一度冷静になるために「無になりたい」と考えたリコは、その夜「矢島模型店」を訪問。そこでアニメ「マクロス」に登場する「ガウォーク」という中間形態のプラモデルを組み立てていく。
その後完成したプラモデルをまじまじと見つめ、「中間形態」の魅力にハマったリコ。翌日、オフィスで浅井と真司に「ガウォーク」のプラモデルを見せて、「中間形態は魅力の宇宙なんだよ。私たち焦って成長しようとしてたけど、今この瞬間が尊いのかも。このガウォークみたいに」と、成長過程が大切であることを語った。
こうして、ゆっくりペースでも自分たちでやっていくことを決めたリコたちは、白川にその旨を伝える。最初は引き留めようとしていた白川も、リコたちの決意を知り、最終的には「どんな結果になるのか楽しみにしてる。頑張ってね」と言って身を引くのだった――。
結局リコたちの考えとは合わずにアドバイザーをおりることになった白川だが、後になってリコたちは“白川の思い”を知ることに。実は白川は「やりたいことを変えずに投資してもらえなかった」という過去を持っており、その辛さとそこからの苦労をリコたちに味わってほしくないという気持ちから、より確実な事業プランを提案していたのだ。
物語終盤で意外な真実が明かされたことで、ネット上では「最初は白川くんのことを気取った人だと思ってたけど、めちゃめちゃ良い人だったんだね」「白川くんのこと一気に好きになった」など、白川に対するコメントが寄せらている。
一度は対立しかけたものの、再び結束して頑張っていくこととなったリコ、浅井、真司の3人ドリクレは“ユニコーン企業”として成功を収めることができるのか見守りたい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部