中村倫也が主演するドラマ「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第1話が7月13日に放送。ハヤブサに移住した三馬太郎(中村)の周りにえたいの知れない何かがうごめいている、そのスリリングさに視聴者はくぎづけ。イケおじ消防団の圧巻な消火活動も話題となり、初回からトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)
ミステリ作家・中村倫也“三馬太郎”が怪事件に次々と遭遇する戦慄の田園ミステリー
同ドラマは、著書が幾度も映像化されている池井戸潤の同名小説が原作。スランプ気味のミステリ作家・三馬太郎が、亡き父の故郷である山間の小さな集落“ハヤブサ地区”に移住。地元の消防団に加入したことを機に連続放火や住民の不審死など怪事件に次々と遭遇し、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たる戦慄の田園ミステリー。
中村が主人公の三馬太郎を演じ、ハヤブサ消防団員で工務店勤務の藤本勘介役を満島真之介、消防団の班長で呉服店“一徳堂”の二代目店主・徳田省吾役を岡部たかし、消防団の副分団長で役場の土木課に勤務する森野洋輔役を梶原善、消防団の分団長で養鶏場を経営する宮原郁夫役を橋本じゅん、消防団の部長で林業を営んでいる山原賢作役で生瀬勝久が出演。
さらに、川口春奈が映像ディレクターで物語の鍵を握る・立木彩を、出版社“草英社”の編集者で太郎の担当・中山田洋役を山本耕史、太陽光発電企業“ルミナスソーラー”営業スタッフ・真鍋明光役を古川雄大が演じる。
ハヤブサに移住した中村倫也“三馬太郎”の目の前で火事が
太郎は5年前に“明智小五郎賞”を受賞したが、今はスランプ気味。ある日、相続した亡き父の実家を確認するために、山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れた。迷っていると、波川志津雄(大和田獏)に声をかけられ、太郎は実家を見つけることができた。さらに父のお墓参りをした後、ミステリアスな女性・立木を見かけた場所へ向かった太郎は、そのハヤブサの景色に魅了され、移住を決意する。
新生活を始めてまもなく、太郎は近所に住む同年代の青年・勘介に誘われ、地域の飲み会に参加。すると、山原・宮原・森野・徳田らから“消防団”に入ってほしいとお願いされる。消防団の仕事について説明されるが、太郎は「“団”とつくものには向いてない」と、消防団への入団をやんわりと断った。
その直後、実家を見つけられなくて困っていた時に助けてくれた波川の家が火事に。消防団の冷静かつ迅速な消化活動に太郎は胸を打たれる。さらに、波川家の火事を含めハヤブサ地区では今年に入って3回も火事が起こっていることを知り、団員たちは連続放火事件だと疑っているという。