俳優の山崎賢人が、7月18日に東京・新宿の西武新宿ペペ前広場で開催された映画「キングダム 運命の炎」公開直前!サプライズイベントに登場。杏、岡山天音と共に詰め掛けた約1500人を前に作品をアピールした。
新宿のど真ん中でサプライズイベントを実施
漫画家・原泰久の同名漫画を実写化した同映画は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に「天下の大将軍になる」という夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・えい政(吉沢亮)の物語。2019年公開の「キングダム」、2022年公開の「キングダム2 遥かなる大地へ」がそれぞれその年の邦画実写映画No.1を獲得する大ヒットを記録し、今回シリーズ史上最も泣けるエピソードを描く第3弾映画として「キングダム 運命の炎」が、7月28日(金)に公開となる。
今回のイベントは「キングダム」の大ファンを公言する南海キャンディーズ・山里亮太がMCを担当し、猛暑日の“新宿のど真ん中”で開催。熱気あふれる光景を見渡し、山崎は「皆さん今日は真夏の猛暑の中、お集りいただきありがとうございます。もし体調が悪くなったりしたらそこに救護室があるんで、行ってください!そして水分補給をしてください」と登場するなりあいさつもそこそこに、ファンの体調を気遣った。
10代の頃から知り合いだという山崎と岡山。プライベートでも新宿で映画を見たことがあるなど、思い出があるようで山崎は「よく2人で遊びに行ったよね。10代の頃からなので10年以上の付き合いなんです」と明かす。
また、出会った当初から比べて互いに成長した部分について聞かれ、山崎は「天音は10代の頃からすごくしっかりしていて、変わらないなあっていう印象」と話すと、岡山は「当時からキラキラしていましたけど、より一層キラキラ度が増したと言いますか…。スターになっていく様を一番間近で見ていたので存在感がどんどん増していった感じはありますね」と称賛した。
フランスと2拠点生活中の杏がサプライズ登場
今回の映画では「馬陽の戦い」に加えて原作ファンも多い「紫夏編」も描かれるということで、紫夏役の杏もサプライズゲストとして登壇。2022年から日本とフランスで2拠点生活をしている杏は、今回がフランス移住後初めての国内での映画宣伝イベント登場とのこと。
もともと原作のファンでもあるという杏は、「キングダム」への出演について「第1作は普通にファンとして劇場に足を運んでいた1人なんです。まさかこうして出演して、封切られることになるとは本当に万感の思いです」と心境を吐露し、「見てました!」と山崎を見つめた。
しかし、山崎との共演シーンはなかったそうで「実は今日が初対面なんですよ。なので、今日を楽しみにしてきました」と杏が話すと、山崎は「さっきフランスのお土産を頂きました。すごく優しいなって…お菓子をもらいました」とニッコリ。
そして杏の活躍する「紫夏編」の印象について、山崎は「見た時にめちゃめちゃ号泣して。紫夏の優しさというか、懐のデカさというか、包み込むような感じは、杏さんの人柄がそのまま出ているんだろうなって勝手に思っていました」と絶賛。
それを受け、杏は「私も泣いちゃいました!あのエピソードは原作でも屈指の名場面なので、今回できて良かったです。うれしい」と、しみじみと語っていた。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
※山崎賢人の「崎」はタツサキが正式表記