TVアニメ「わたしの幸せな結婚」(毎週水曜夜11:30-0:00、TOKYO MXほか、Netflix/ディズニープラスなどで配信)の第3話「初めてのデヱト」が7月19日に放送・配信開始となった。美世と清霞が初めてのデートに出かけ、美世が抱えている心の傷を癒す清霞の行動が視聴者の涙を誘った。(以下、ネタバレを含みます)
「わたしの幸せな結婚」とは
原作は、2019年より「富士見L文庫」(KADOKAWA)にて刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる同名小説。シリーズ累計700万部(2023年3月現在/コミック・電子を含む)を突破する人気作で、高坂りとによるコミカライズも「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」で1位を獲得するなどの好評を得た。また、今年の3月には豪華俳優陣を迎えた実写映画化が実現。そんな話題作がついにアニメ化を果たす。
舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・美世(CV:上田麗奈)が、孤高のエリート軍人・清霞(CV:石川界人)と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていくという、政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーが紡がれる。
美世の美しさに心奪われていく清霞
長年家族から虐げられていたせいで、自分は何の役にも立たない人間だと思い込んでしまった美世は、久堂に来てからもすぐに謝る癖が抜けきれずにいた。そんな美世の姿を見て、名家の令嬢がなぜ?と疑問を持った清霞。第3話では、美世のことをもっとよく知るために清霞が彼女をデートに誘う。
警戒心の強い清霞が自分の手料理を食べてくれるようになった。それだけでも美世にとっては十分だったが、清霞は常に家に閉じこもっている彼女が気がかりだった。「街へ出たいと思わないか」という清霞の問いに美世は驚いたような反応を見せる。当然だ、これまで彼女にそんな選択肢はなかったのだから。そんな彼女を清霞は「用事などなくてもいい」と言って、街へ連れ出すことにした。
当日、久堂家の使用人・ゆり江(CV:桑島法子)に化粧をしてもらった美世。今まで着飾ることを一切してこなかった美世のあまりの美しさに、清霞は一瞬見惚れる。美世は“原石”だった。清霞が連れていった呉服屋の女主人も、決して彼女を手放さず磨き続けるよう提言する。「そうすれば美しい女性を遠慮なく着飾る楽しみが生まれますわ」という女主人の言葉に呆れる清霞だが、彼の脳裏には桜の着物を身にまとった美世の姿が浮かんでいた。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/my-happy-marriage
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KADOKAWA アニメーション
発売日: 2023/11/29