TikTokやYouTube、InstagramなどのSNS総フォロワー数が700万を超える、なえなのはティーンを中心とした若い世代に絶大な人気と影響力を誇る。2020年以降はテレビにも進出。「ズームイン!!サタデー」(日本テレビ)でお天気キャスターとしてレギュラー出演するほか、「部活ピーポー全力応援!ブカピ!」(ABCテレビ)ではMCを担当するなど、キュートなビジュアルとふわりとした柔らかな存在感を活かしてバラエティでも存在感を示している。2022年からはドラマで演技にも挑戦するなど、活躍の場を広げている。
そんな彼女に、2023年6月、アーティストという新しい顔が加わった。デビュー曲「うあのそら」のプロデュースを手がけたのは、RADWINPSのフロントマン・野田洋次郎。なえなのにとって野田は特別な存在なのだという。多忙な中、アーティスト活動にチャレンジすることを決めたワケはなぜか、音楽活動への真意を聞いた。
本当に真面目に、誠実に音楽に取り組んでいることが伝わってきて感動しました
「もともと自分の中で、1つのお仕事に限定せずいろんなことに挑戦してみたいなと思っていました。活動をするうちに、小さいころからピアノを習っていたこともあって、いつかはお仕事で音楽にも携われたらいいなと思うようになりました。それがどんな形の活動なのかはぼんやりとしていて、自分が歌うのか、それとも曲を作ったりするのかは全然具体的ではなかったんです。
それが、歌手としてデビューということになって、きっと、応援してくれるファンの多くは、私が音楽活動をするなんて予想していなかったんじゃないかなって。だから受け入れてもらえるか不安もありましたが、曲がリリースされてから『良かったよ』とか、友達からも『聴いてるよ』って言ってもらえたので今は少しホッとしています。
楽曲を提供してくださった野田さん率いるRADWINPSさんは、学生時代から大ファンで、それはSNSなどでも結構公言していたほどです。それがたまたま、野田さんの目に留まったみたいで、インスタライブをしていた時、ご本人が見てくださってコラボ配信にも上がってきてくれました。SNSなどで交流する中で、一緒に曲作りをしませんかというお話になったんです。高校生のころ、ライブを見に行ったときに最前列で『洋次郎~~!』って叫んでいた自分が、まさかその人に曲を作ってもらえるなんて信じられない気持ちでした」
ひとりのファンから、共に音楽を創るアーティストとプロデューサーという関係になったことで、それまで見たことがなかった野田の音楽へのひたむきな姿勢に胸を打たれたという。
「これまではファンとして、完成した曲を聴いて自分を励ましたりしてきました。今回、当たり前ですが初めて曲作りしている様子を拝見することになって、なんていうか…、音楽に全てを懸けているんだろうなと。いつでも音楽のことを考えているから、真夜中に私の歌う曲に関しして長文のメッセージをいただくこともありました。すごい精神力や集中力を感じましたし、メッセージを読んで、本当に真面目に、誠実に音楽に取り組んでいることが伝わってきて感動しました。
だからといって、一方的に上から曲を作ってやるという感じは全くなくて、作る前から私に丁寧にヒアリングをしてくれましたし、『RADWINPSで好きな曲を教えて』と聞いてくださいました。ガチファンなのでどれにしようかものすごく迷って、結局決めきれなくて10曲くらいお伝えしたんですね。出来上がってきた曲を聴かせていただいたら、私が選んだ曲とは全然違っていました。多分、サンプルが多過ぎちゃって参考にならなかったんだと思います(笑)」
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