丸一日時間をかけたレコーディング。辛抱強く付き合って励ましてくださった野田さんに感謝しかありません
打ち込みを中心としたチルなサウンドが涼しげで心地よい「うあのそら」。人生初となったレコーディングでは、緊張のあまり声が出なくなってしまったという。しかし音源からはそんな緊張感は感じられず、柔らかな歌声が漂うように寄り添っている。「ああ」と繰り返される、ため息交じりの歌声は、普段のかわいい彼女からはイメージできない物憂げな雰囲気を魅力的に引き出すことにも成功している。
「レコーディングどころか人前で歌った経験すらなかったので、レコーディングの2カ月前からボイストレーニングに通って練習を重ねました。それでもやっぱり、当日は信じられないくらい緊張しましたね。ずっとファンとして曲を聴いてきた人が自分のために作ってくださった曲を、その人の目の前で歌うってことがすごすぎて、わけが分からなくなっちゃって…。緊張しすぎて喉が固く閉まってしまい、声が出なくなってしまったのですが、野田さんがイヤホン越しに励まし続けてくださいました。
そんな中で、何気なく私の歌声を褒めてくださったんです。それで、何となく少し緊張が解けた記憶があります。ワンフレーズずつ区切りながら録音したのですが、部分ごとに「ここはもうちょっとこう歌ってみたら」とか、「もう少し長く伸ばしてみようか」みたいに、細かく具体的に指導してくださったので分かりやすかったです。
“ああ”というため息っぽいところは、ボイトレでも正解が分からないままレコーディングに望みました。不安なまま歌ってみたのですが、その声の不安定な感じが曲のイメージに合っていたみたいで、野田さんが『いいね』って言ってくださってほっとしました。結局、丸一日時間がかかったのですが、辛抱強く付き添って励ましてくださったことに感謝しかありません」
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