SNSで発信してきたことで、今回夢みたいなことが実現した
彼女のプロフィールには、「インフルエンサー」と記されていることも少なくない。影響力のある人=インフルエンサーと呼ばれ、注目を浴びることを、本人はどのように感じているのだろう。
「インフルエンサーとテレビで活躍する方々との違いって、多分、ファンや見てくださる人との距離感が近いことかなって思うんです。距離が近い分、親近感を持っていただけるし、実際に、SNSでは交流もしやすいですよね。その分、アンチコメントもあるし、厳しい言葉にさらされることもあります。いまでは随分、鋼の心になりましたが(笑)、理不尽なアンチコメントにはやっぱり傷つくし、つらい気持ちになります。ただ、批判の中には的を射ていることもあって、そういう言葉を見たときは『そこは直さなきゃな』って思います。
ひどい言葉から身を守るのに、これといった対処法はなくて。やっぱり見ないことが一番だと思います。恋人の LINE 見て、知りたくなかったことまで知ってしまって後悔する経験って1度くらいはあると思うんですよ(笑)。全く何も知らないのも良くないと思うけど、あまり深く掘っていっても結局、傷つくのかなと思います。
でも、SNSで発信してきたことで、野田さんの目に留まって、今回、夢みたいなことが実現しました。今まで頑張ってきて良かったなと思ったし、恐れ過ぎずに発信していきたいです」
音楽という新たなフィールドに踏み出したことで、さらに活動への意欲も高まったという。最後に、今後の目標や夢を語ってもらった。
「頭の中で、ぼんやりとやってみたいこともありますが、今やらせていただいているお仕事だけでも、バラエティーやお芝居、そして音楽活動と多岐にわたるので、まずはそれぞれのカテゴリーでもっと力をつけていきたいです。バラエティーに出させてもらうと、まだまだ私を知らない方も多いんだなって実感できるので、『もっと頑張ろう!』ってモチベーションにもなりますね。
最近はテレビのお仕事や音楽活動で時間を取られてしまうことも多かったので、あまりYouTubeの更新ができてないなと感じていて。もっと更新頻度を上げたいなとも思っています。1日が短過ぎて、やりたいことに追いつけない感じです。
音楽活動では、小さい頃にピアニストに憧れたこともあるので、いつかはピアノとかを使って作曲などにもチャレンジできたらいいですね。ライブは、人前で歌うのが得意ではないので、まずは少しずつ経験を積みながらしハードルをこえていった先に、フェスとかに出られたら楽しいだろうなって想像しています」
取材・文=橘川有子
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