福原遥と深田恭子がW主演を務めるドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第3話が7月25日に放送された。思いがけず妊娠を父・市郎(安田顕)に打ち明ける日が早まった有栖(福原)。互いの思いが交錯し、涙に濡れるシーンとなった。(以下、ネタバレを含みます)
有栖と瞳子の同居がスタート
同作の主人公は、キュレーターになる夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきた40歳のアートスペシャリスト・成瀬瞳子(深田)。彼女たちが年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築いていく様子を中心に、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリーも描かれる。
大学の後輩である有栖に興味を持つダンサーを目指す黒澤祐馬を鈴鹿央士、瞳子が出会うアート作品の輸送を受け持つトラックドライバー・加瀬息吹を上杉柊平が演じる。
瞳子から同居を提案された有栖。出会って間もない中での提案に反発するが、瞳子のそれは持ち前のおせっかい、そして夢をあきらめてほしくない思いがあってのこと。瞳子から父親にすぐに妊娠を打ち明けて実家で静養するか、自分の家で仕事を手伝いながら過ごすかという二択を突きつけられた有栖は、瞳子との共同生活を選んだ。
妊娠を父・市郎に打ち明けた有栖
だが、ひょんなことから有栖が妊娠を父・市郎に打ち明けなければならなくなった。
瞳子が仕事でつながりのある加瀬の上司に頼んで有栖のアパートから机を運び出していたのを偶然見かけた市郎が、不審に思って後をつけ、瞳子の部屋を訪れたのだ。
有栖の妊娠を知った市郎は、すでに子どもの父親の康介(八木勇征/FANTASTICS)とは別れていることも聞くと顔がいっそう険しくなり、言葉を荒げた。「子どもを産んで育てるのがどれだけ大変なことか分かってるか。親2人いたって大変なんだよ。それをまだ子どものお前が、1人でなんて無理に決まってるだろ」。
そして、「大学にも行くし、夢もあきらめない」と返した有栖に、市郎は「だったら子どもをおろせ!」と言ってしまう。
「だから嫌だった、お父さんに言うの…」と目にためていた涙がこぼれる有栖。自分でも大変なことは分かったつもりで決めたこと。「お母さんだったら絶対そんなこと言わなかった」と言った有栖に、市郎は言葉をなくした。