ディズニー100周年を彩る「ミッキーでいっぱい」の地球
9分間の短編ながら、随所にミッキーをはじめとした過去のディズニー作品のキャラクターが見え隠れする遊び心も楽しい本作。
ミッキーが口笛を吹きながら舵を取る「蒸気船ウィリー」おなじみのシーンから始まって、ガイコツたちがコミカルに踊る「骸骨の踊り」(1929年)をはじめ短編アニメシリーズ「シリー・シンフォニー」の作品たちや「ファンタジア」(1940年)、「ダンボ」(1941年)といった長編作品、テレビシリーズの「ミッキーマウス・クラブ」(1955年)に至るまで、ディズニー100年の歴史を祝うエッセンスがちりばめられていく。
さまざまなキャラクターや懐かしいアイテムでいっぱいの9分間は、あたかもミッキーマウスを中心としたディズニーの歩みそのものを詰め込んだかのよう。そして、ラストシーンで描かれるミッキーだらけの地球は“これから先も世界をミッキーでいっぱいにしていくぞ”というディズニーの決意表明に違いない。
クラシック短編コレクションも続々と配信開始
現在ディズニープラスでは、ディズニー創立100周年を記念して、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが制作したクラシック短編コレクション初期作品のうち、新たに修復した27作品の見放題独占配信を順次行っている。
「蒸気船シリー」にも登場する「骸骨の踊り」を含む6作品がすでに配信されているほか、8月11日(金)からは「ミッキーのオリンピック」(1932年)、「食いしん坊がやってきた」(1939年)など6作品、その後も1920年代後半から1940年頃までに公開された名作たちが次々と視聴可能になる。
1920-1930年代のクラシック短編コレクションと、それらにインスピレーションを得た100年後のクリエイターたちによる現代のミッキー作品「蒸気船シリー」が同時に楽しめる。これこそ、ディズニー100周年を祝うにふさわしいぜいたくと言えるのではないだろうか。
◆文=ザテレビジョンシネマ部
https://www.disneyplus.com/ja-jp/video/
▼【公式】Disney+(ディズニープラス)で「骸骨の踊り」を見る
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▼【公式】Disney+(ディズニープラス)で「ディズニー100周年」作品を見る
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