“チームワーク研修”でドリクレメンバーが一丸となる
後日、ドリクレのメンバー全員が矢島模型店に集結。実はリコたちは3連星ではなく、“5連星”として全員でプラモを作る“チームワーク研修”を開催したのだ。最初は戸惑う熊本だったが、「初めての方は、私たちがサポートします!」というアオの言葉で、渋々始めることに。
それぞれ真剣に、プラモ制作に向き合う5人。軽快に楽しむ真司、戸惑いながら進む後田、的確で丁寧な熊本、苦戦する浅井と、その姿はまさに5者5様だった。そんな中リコは、「後田さん、安心して楽しんでください」「熊本さん、丁寧なので二度切りでもっと綺麗に仕上がると思います」とそれぞれに声をかけ、ドリクレメンバーも次第に生き生きとし始める。
その後お昼になり、アオが用意した弁当を夢中で頬張るドリクレの5人。食事を終えたリコが“残った弁当を持ち帰りたい”と切り出すと、他のメンバーたちも「捨てるのもったいないし」「後でお腹すくかもしれないしね」「冷蔵に入れた方が良いものまとめちゃいますね」などと言って、リコの考えに賛同。その様子を浅井が「ノコルナみたいですね」とたとえ、周囲を和ませる。午前中の研修で、いつの間にか5人の間に結束が生まれていたのであった。
結束力が強まったチームで大手スーパーの営業に再チャレンジ
休憩から戻ったリコは、「後半戦、頑張りましょう!」とメンバーを鼓舞する。その後真司はプラモデルの溝に色を付ける“スミ入れ”に挑戦。リコはあえてパーツを削って、戦闘でできた傷を再現し、浅井は他のメンバーが使わない武器を集めて組み立てるなど、個性を出しながら互いに協力し合う空気が生まれていった。最後にドリクレのシールを貼って、“5連星”となる5体のプラモがついに完成した。
後日再びハニーストアへ営業に向かう5人。リコの共感性が場の空気を和らげ、5人の熱意を背負った浅井の熱が担当者に浸透し、後田の丁寧な説明が店側を動かす。こうしてうまく連携を取りながら営業をおこなったことで、ついにハニーストアと契約が成立。研修で得た“チームワーク”が発揮された瞬間であった。
ドリクレメンバーの結束力がより強固なものとなった第5話。このまま軌道に乗ることはできるのか今後を見守っていきたい。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
Happinet
発売日: 2022/12/02