NGT48が、9thシングル「あのさ、いや別に…」を8月2日に発売。同曲は、結成時よりグループをけん引し、8月末に卒業を控える中井りかのラストシングルとなる。8月5日(土)には「中井りか卒業コンサート~推し変禁止は絶対命令~」の開催も予定しているNGT48から、中井、本間日陽、小越春花、北村優羽の4人にインタビューを行い、楽曲の魅力や中井への思い、卒業後の活動などについて、たっぷりと語ってもらった。
新曲の歌詞は「秋元康さんからの私信だと感じていました(笑)」
――まずは今回の楽曲の魅力を聞かせてください。
中井:アップテンポで明るく振り切っているんですが、歌詞に切なさが残るような楽曲になっています。初めて聞いた時から大好きな曲になりました。歌詞から“ちょっと素直になれない私っぽさ”みたいなものも感じ取れるところもあって、すごくうれしいです。
――中井さんの心情が表現されているところがあるんですね。
中井:そう思います。私は大事なところで素直になれないところがあるんです。
――中井さんの写真集「好きでした。」への秋元康さんからの帯コメントにも「ずっと、言えない言葉があるらしい。」と似た表現がありました。
中井:そうなんです。だから今回の歌詞も、それを踏まえての秋元さんからの私信だとすごく感じていました(笑)。「これ、私のことだよな」「よく分かってくださっているな」と、非常に愛を感じる歌詞です。私のアイドル人生の最後に、こんなにすてきな楽曲を頂けて、本当にうれしい限りです。
センターは「“ありがとう”と“これから頑張ってね”という気持ちで」
――単独でのセンターはデビュー曲以来ですか?
中井:カップリングでは何度かやっていたんですが、シングルの表題曲となると「青春時計」ぶりです。私はもともと、そこまで真ん中にこだわりがあったわけではなくて、「どこにいても私は私として目立つ」ということをモットーに活動していたので、改めてセンターに立つとなると、少しむずがゆい気もします。でも、せっかく立たせていただくので、今までNGT48にお世話になった「ありがとう」の気持ちと「これから頑張ってね」という気持ちで、私は最後まで頑張ってセンターを務めたいなと思います。
――本間さんは中井さんの同期としてどのような思いがありますか?
本間:この曲はりかちゃんのラストシングルということで、本当にりかちゃんにぴったりな楽曲だなと思いました。卒業の寂しさだけじゃなく、「明るく見送りたい」という思いがあったので、私たちもこの曲でりかちゃんのアイドル人生を一緒に楽しんで、りかちゃんの姿を目に焼き付けたいなと思います。