中井りか卒業の衝撃…本間日陽「時が止まりました」
――中井さんは卒業をメンバーに相談していなかったと伺いましたが、中井さんが卒業することを知った時、メンバーの皆さんはどういう思いだったのでしょうか?
本間:時が止まりました。なんて言葉に表していいのか分からなくて、2、3日寝込みました。
中井:それはうそだよ(笑)。
本間:本当なんだって(笑)。やっぱり「卒業」って避けて通れないし、いつか来るものだとは思いますけど、初期からNGT48を引っ張ってくれたりかちゃんが卒業するというのは…。ここ数年はいつも隣にいてくれていたので、そんな大きな存在がいなくなると考えたらどうしていいか分からなくて、普通に体調を崩しました。
――それくらい衝撃が大きかったんですね。その後、中井さんの卒業を落ち着いて受け止めることはできましたか?
本間:卒業の発表後も会えば普段通りのりかちゃんだし、一緒にステージに立つのはずっと楽しいし、楽しさばかりが勝っちゃって、正直卒業の実感は私にはないんです。でも、これから卒業コンサートのリハーサルが進んだり、今回のシングルの活動をしていく過程で実感していくのかなと思っています。
中井:同期となると、下手したら家族より長い時間一緒にいるので、日陽も含め同期メンバーがいない生活はまだ想像できないです。その環境に慣れていくためにも、卒業後は少し休業期間を設けようかなと思っているんです。それくらいメンバーは私の中で大きな割合を占める存在だったので、私も不安がいっぱいで焦ってもいます。卒業後の準備も始めてはいるけど、その衝撃に耐えられるのだろうか、って。
卒業は人生のターニングポイントとして「乗り越えなきゃいけない試練」
――そういった不安の中で、そもそも卒業するかどうかを迷うようなことはありませんでしたか?
中井:ずっと決めていたことだから、それはないです。避けては通れない道だと思うし、自分の人生のターニングポイントとして「乗り越えなきゃいけない試練」だと思いながら、今は過ごしています。
――卒業を決めた具体的なきっかけは何かあるのでしょうか?
中井:それもなくて。「やりたいことも全部できたし、満足したな」と徐々に思うようになっていたんです。アイドルとしてやりたいことは全部やり終わって、夢や目標も全部かなっちゃったので、これ以上はないなと思った瞬間に卒業は決めていました。でも、いざ環境が変わって、隣に今までいたメンバーたちがいなくなる、となると、やっぱり「大丈夫かな、自分」という思いはあります。