ピクサー最新作『マイ・エレメント』監督が“一番伝えたい”こと「違っていても、一緒になれる」
ピクサー最新作「マイ・エレメント」が8/4に公開される。この映画をはじめ、様々なピクサー映画に携わってきたピーター・ソーン監督が「マイ・エレメント」を通して“一番伝えたい”メッセージが明かされた。
“ロマンティックな奇跡”を起こす物語、ピクサー最新作「マイ・エレメント」
本作の舞台は4つのエレメントたちがそれぞれの特性に合わせたユニークな生活様式で、共に楽しく暮らす街”エレメント・シティ”。違うエレメントとは「関われない」というルールがあるこの街で、“火”の女の子・エンバーはある日偶然、性格も性質も自分とは正反対な“水”の青年・ウェイドと出会う。本作で描かれるのは、そんな正反対なふたりの心が触れ合うときに起きる、“ロマンティックな奇跡”の物語である。
「違っていても…」監督の“一番伝えたい”メッセージとは
ピクサーに20年以上在籍し数々の作品を手掛けきたピーター・ソーン監督は、そんな本作で一番伝えたかった大切なメッセージについて
「家族を愛し、自分に厳しく、愛に満ち溢れたエンバーというキャラクターを観客に見てもらうのが楽しみです。彼女は自分とは正反対のウェイドと出会うことで、人生観が一変するんです。観客の皆さんには、この作品の物語を通して、エンバーとウェイドのように『違っていても、一緒になれる』というメッセージが伝わったらいいなと思っています」と語った。
主人公のエンバーは、アツくなりやすくて家族思いな女の子。そんなエンバーが涙もろくて心やさしいウェイドと出会い、今まで知らなかった世界に触れることで、ひとりでは気づけなかった新たな“自分の可能性”について考え始める等身大の姿が劇中では描かれている。
作品の高い評価により評判が評判を生み、公開された世界10か国以上で前週を大きく上回る週が続くなど、世界中で「アナと雪の女王2」公開以来のディズニー&ピクサーアニメーション史上最高のヒットを記録している。
なお「トイ・ストーリー」などピクサー過去作はディズニープラスで配信中。