“みともだち”に出会えたのは、SNSがあってこそ
――現代の学生にとって、SNSの存在はとても大きいですよね。
私は高校生の時からSNS活動をしていましたし、事務所にも所属していました。高校に入りたての頃はフォロワーも少なかったですが、現在ここまで私のことを知ってくれて、応援してくれる“みともだち”(ファンネーム)に出会えたのは、SNSがあってこそだと思います。
――SNSは社会問題になることも多いですが、みとゆなさんはSNSを活用していく中で、苦しくなったり、悩んだりすることはありませんか?
私はあまりありません。いろんな現場で私がSNS用の写真を撮っていると「偉いね」と言われることもあるんですけど、私は偉いつもりではなく、ファンの子に見てもらいからやっているだけなんですよね。そういうことを苦痛とは思わないので、SNSに悩まされているようなことは全然ないです。
ただ、今の高校生や中学生はSNSで厳しいことを言われる機会も多いと思うし、一歩使い方を間違えるとたくさんの人を傷つけてしまうこともあるので、安全に楽しく使ってほしいなと思います。
意味の分からない暴言は「スルー」
――SNSで嫌な声を目にすることもあると思います。
なるべく見ないようにはしますが、やっぱり目には入ります。例えば、ドラマに出演して1話が放送された後、私の演技についてネガティブなものがあったとしても「こういうふうに見える人もいるんだ」と受け止めて、逆に「こうしたら良く映るかもしれない」と学ばせてもらえる、一つの意見として捉えるんです。
意味の分からない暴言に関しては、それこそ何とも思わないというか、スルーですね。言ってきたところで何もないよ、という(笑)。
――モチベーションは、「有名になりたい」「注目されたい」というものではないんですね?
そうですね。私の近くにいてくれるファンの方たちに「もっと私のことを見てもらいたい」という思いが一番強いです。みんなにテレビで私のことを見てもらえることがうれしいですし、告知をした時にみんなの反応を見るのも楽しみですね。