8月4日に第5話が放送されたドラマ「癒やしのお隣さんには秘密がある」(毎週金曜夜0:30-0:59、日本テレビほか※TVer・Huluでも配信)。TVerの見逃し配信では再生数が550万回を突破した話題の同作だが、物語はついに小関裕太“蒼真”の秘密が漏れてしまう事態が発生する。微笑ましいデートから一転、追い詰められる立場になった蒼真の今後が心配になる回だった。(以下、ネタバレを含みます)
「癒やしのお隣さんには秘密がある」とは
同作はWebコミックサイト「めちゃコミ」にて年間ランキング5位、「みんなの推し恋愛マンガ大賞」で“大人の恋愛部門”入賞を果たした同名コミックが原作。どこにでもいる普通の女性である主人公に迫るイケメン…という普通の恋愛マンガから一歩踏み出し、イケメンにとんでもない“属性”を持たせたことで話題に。
頑張り屋の主人公・蓬田藤子を演じるのは、「リコカツ」などの人気ドラマに出演した田辺桃子。W主演として、人気少女マンガ「わたしに××しなさい!」の実写化映画・ドラマを熱演した小関裕太が謎多きイケメン・仁科蒼真を務める。
デートの約束で関係に進展
藤子はもともと、社内の仕事をまったく断らないのが信条だった。ある日も自分の食事すら差し置いて、頼まれるまま仕事を引き受ける。しかしそれが災いして、取引先に別の会社用の請求書を送るという大きなミスをしてしまう。
「仁科さん早く帰ってこないかな」ベランダで蒼真の部屋の方をチラチラと見ながら、沈んだ心を回復させてくれる“癒やしのお隣さん”を待つ藤子。しかし予想外にも、間仕切りの向こうからは笑い声が。驚きながら間仕切りの穴を閉じている段ボールの扉を開くと、そこには笑顔の蒼真が待っていた。
物音1つしなかったのに、と笑う藤子だったが、蒼真は優しく「溜息、聞こえちゃいました」と話を聞く姿勢を作ってくれる。自分のキャパに気づかず仕事を引き受け続けてしまい、大きなミスに繋がったとこぼす藤子。しかし蒼真は、「藤子さんは優しいんですよ」と柔らかい笑顔でフォローしてくれる。
その後も身の上話などを続ける2人だったが、蒼真から「たまにはベランダ出てみませんか。なにか、美味しいご飯でも食べましょうよ」と提案が飛び出した。「いつも仕事を頑張っている自分へのご褒美!」と言われて納得した藤子は、「駅前の中華に行きたいんですよね僕。ずっと気になってて」という提案に驚く。その店はちょうど、藤子も気になっていた店だったからだ。
もちろん、蒼真の提案はそのことを知ったうえでおこなわれたもの。町中華を発見し、興味津々に店を覗く藤子の写真が部屋の壁に飾られている。自分の思惑が上手くハマってデートにこぎつけることができた喜びを、蒼真は1人暗い部屋のなかで噛みしめていた。