ディズニー&ピクサーが手掛ける最新作、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く「マイ・エレメント」が上映中。この度本作の公開を記念して、料理愛好家の平野レミが“映画の世界に登場しそうな料理”をふるまう<マイ・エレメント クッキング映像>が解禁。さらに本作で土のエレメント・ファーンの日本版声優を務めたサンドウィッチマンの伊達みきおが、大興奮ながらに実食した。
ピクサーの最新作はエレメントたちが暮らす世界
「トイ・ストーリー」の“おもちゃの世界”、「モンスターズ・インク」の“モンスターの世界”、「ファインディング・ニモ」の“海の中の世界”、「インサイド・ヘッド」の“頭の中の世界”、「リメンバー・ミー」の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる[もしもの世界]を舞台に数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサーの最新作は火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界。
これまで20年以上に渡って数々のピクサー作品に携わってきたピクサー・スタジオの重鎮ともいえるピーター・ソーン監督が、[もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?]という史上最もチャレンジングな“もしもの世界”を描いた本作。
監督はそんなコンセプトを見事に描き出し、劇中には“火だからこそ”、“水だからこそ”といったそれぞれのエレメントの特性を活かした面白い生活様式がふんだんに散りばめられている。
中でも食べ物や飲み物は特にそれぞれのエレメントの特徴を掴んでおり、例えば火のエレメントは熱々の炭でできた“炭ナッツ”が好物だったり、赤ちゃんはミルクでなく可燃性のオイルを飲んで育つなど、ユニークに描かれているのだ。
“映画の世界に登場しそうな料理”に平野レミが挑戦
この度解禁となった映像では、そんな各エレメントの特徴を生かした“映画の世界に登場しそうな料理”に平野レミが挑戦。
火のエレメントをイメージし、ミートボールのタネに竹炭を混ぜて真っ黒にし、ソースで溶岩を表現した<溶岩ミートボール>をはじめ、水のエレメントをイメージした4色の青のグラデーションが美しい、サイダーで作る<ウォーターショートケーキ>、風のエレメントを表現してフワフワのメレンゲでパンを作り、さらにフワフワなクリームを乗せた<ふわふわ雲パン>が完成した。
さらに土のエレメントをイメージした料理では、カレー粉で風味付けした大きなハンバーグに、じゃがいもで鼻、芽ネギで髪の毛と髭、アーモンドで目を作り、本作に登場するどっしりと地に足の着いた土のエレメント・ファーン風の<土のフォレストバーグ>が完成。
そして、今回は特別にそのハンバーグは、土のエレメント・ファーン役の伊達の元に運ばれ、いざ実食。
伊達は「食べるのがもったいないくらい可愛いですね。自分の顔を食べているみたいで、ナイフで刺すのが可哀想になってくる…」と言いながらも大きな一口を頬張り、「おいC~。自分の顔なんで、いくら食べても0kcalですね」とお馴染みのコメント。
見事にそれぞれのエレメントを表現し、実際に映画に出てきそうな料理を作った平野は「『マイ・エレメント』のカラフルな世界観と、火、水、風、土それぞれのキャラクターの個性を楽しく、美味しく、表現しました!」とこだわりを明かしつつ、「火の女の子・エンバーちゃんと、水の男の子・ウェイド君、正反対の二人のコミュニケーションがとっても楽しい!エンバーちゃんの、アツくなりやすいけど家族想いで一生懸命なところ可愛くて大好きです」と、自身も楽しみにしている本作のポイントを語った。
本作の主人公は、アツくなりやすくて家族思いな火の女の子・エンバーと、涙もろくてやさしい自由な心を持つ水の青年・ウェイド。
自分の住むファイアタウンを出ることなく大好きな父の店を継ぐことを夢見て頑張っていたエンバーはある日、自分とは性質も性格も正反対なウェイドと出会い、少しずつ心を通わせていく。しかし、火と水のふたりはどれだけ仲を深めてもお互いに触ることすらできない…。そんな中ふたりの心が触れ合うとき、そこにはピクサー史上最も“ロマンティックな奇跡”が起きる――。
なお「トイ・ストーリー」などピクサー過去作はディズニープラスで配信中。