後藤真希が、8月6日に自身のYouTubeチャンネル「ゴマキのギルド」を更新。「約15年ぶりにつんく♂さんにお会いしました」と題した動画を公開した。
「私これ今でも歌えますよ」モーニング娘。時代のレコーディングエピソードを明かす
後藤は、自身が所属していたモーニング娘。のプロデューサー・つんく♂との久々の再会を喜び、つんく♂の携わった楽曲がすべて掲載された書籍「ALL THE SONGS OF つんく♂」のなかに、自身のページを見つけると「私のところもあった!」と笑顔を見せたり、グループ時代にソロ曲としてリリースした「ごちゃまぜLOVE」に触れ、「私これ今でも歌えますよ」と当時を回想した。
続けて、「ごちゃまぜLOVE」のレコーディングは、遊園地の好きな乗り物をその場であげていくアドリブ形式であったことを振り返り「本番だから自分の中で焦ってきちゃって、最後“えーわかんない、なんだっけー”と言ってるのがそのまま使われてるみたいな(笑)」と話すと、つんく♂も懐かしげに笑い「時間がなくて、それこそ一発ってことも多かったよね」と思い出話に花を咲かせた。
「全部撮らないでよ、私は今一人で泣きたいの!」当時のリアルな心境を吐露
また、後藤はモーニング娘。を生んだオーディション番組「ASAYAN」について、「当時、自分がすごい子どもだったから、(スタッフに対して)なんでこんなに意地悪するのよぉみたいにしか思ってなかったんですよ」と語り、アイドルとしての成長過程をドキュメンタリー風に追いかけるスタイルの撮影に「“全部撮らないでよ、私は今一人で泣きたいの!”とか(笑)。ちょっとスレ気味でした」と当時の心境を素直に吐露。
しかし、つんく♂が「でも、今振り返ったら、ありがたかったよね」と言葉を添えると、後藤も「あれがなかったら全然違ったと思う。あそこまで全てを撮ってくれたからこそ、私の色んな面を知ってもらえて今につながったっていうのは…」と同意し、改めて関わってくれた人たちへの感謝を口にした。
さらに、後藤が「当時、子どもだったから、つんく♂さんにも“これ嫌だ、あれ嫌だ”とか態度とか口でも…」と、つんく♂に対しても反抗的だった時期があったと反省を踏まえ言葉にすると、つんく♂は「プンプンしてる時はあったよね、確かに(笑)」と、“プンプン”といったかわいらしい表現で受け止め、2人で笑いあった。
トークの後半で、つんく♂が「ずっと歌は続けるの?」と質問。後藤が「続けたい」と口にすると、ひときわ嬉しそうな表情を見せたつんく♂は、対談の締めで「後藤に俺から思うことは、とにかく続けてほしいなって思います。そして、ファンのみなさんと共に成長してほしいなって思っています」と親心に溢れた温かなメッセージを送った。
その様子に、SNSやコメント欄には、「つんく♂さんの深い愛情を感じた」「ゴマキが音楽を続けると聞いた時のつんく♂さんの笑顔を見てこっちまで嬉しくなった」「神回!」「素敵な対談をありがとう」などといった声が多く寄せられた。