“2億6000万フォロワー”世界の歌姫テイラー・スウィフトの軌跡 タブーを恐れない発信力も
世界で人気を集めるシンガーソングライター、テイラー・スウィフト。Instagramのフォロワー数は2億6000万超えと驚きの数。自身の体験を歌詞に綴ることも多く、その私生活にも絶えず注目が集まる。2024年2月には約5年ぶりとなる来日公演が行われるテイラー・スウィフトのキャリアからプライベートまで深堀り!
音楽業界に革命を起こす少女の下積み時代
1989年12月13日、アメリカのペンシルベニア州に生まれたテイラー。9歳になる頃、ミュージカルに興味を持ちはじめ、地元の舞台で「サウンド・オブ・ミュージック」などに出演。本格的に発声や演技を学ぶためニューヨークへ通うものの、なかなか実にならず苦戦していた頃にカントリーミュージックに魅了される。
カントリーソングの聖地でありテイラーにとって故郷ともいえるテネシー州ナッシュビル。米タイム誌に「その頃フェイス・ヒルやシャナイア・トゥエインの伝記番組を見ることにハマってて、二人ともキャリアを始めるためにナッシュビルに行っていたことを知ったの」と、10歳にして拠点を移す必要性を感じ、両親の説得を始めたことを明かしている。
その後、レコードレーベルを一つずつ回ってデモを渡して歩くなど地道な努力を重ね、13歳の時にようやく拠点を移して本格的な歌手活動に乗り出す。
カントリー界に彗星のごとく現れた歌姫
テイラーのキャリアで一貫しているのは自分で歌詞を書き、自分で曲を作り、自分で歌うということ。もちろん優れたアーティストとのコラボレーションはあるけれど、いくら多忙になろうと曲作りを辞めることはない。
この方向性を理解するレーベルと運命的な出会いを果たし、2006年に初めてのシングル「Tim McGraw」をリリース。Billboard Hot 100にランクインし、カントリーミュージックチャートではトップ10入りを達成。同年発表したデビューアルバム「Taylor Swift」も発売後の1週間で6万1000枚以上を売り上げ、カントリーミュージックチャートのトップに輝いた。
音楽誌も絶賛し、注目を集めることになったテイラー。その後も次々と新曲を発表し、ブロンドヘアとワンピースがトレードマークのギター少女として、その音楽性と共に唯一無二のテイラー像を確立していく。
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