特殊能力を持つ3人の男女と、その能力を受け継いだ子供たちの姿を描く、ヒューマン・アクション・シリーズ「ムービング」。8月9日より、ディズニープラス スターで独占配信が開始されるのに先立ち、8月3日ソウルにて制作発表会が開かれ、主要人物を演じるリュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チョ・インソンをはじめとする9人の俳優と、パク・インジェ監督、原作マンガの作者であり今作の脚本を手がけたKang Fullが登壇し、ドラマをPRした。
フォトセッションでは、メインキャストのチャ・テヒョンとチョ・インソンが、特殊能力を使っているようなポーズやスーパーマンのポーズをして盛り上げた。
「ムービング」あらすじ
1990年代、韓国の国家安全企画部は、超能力者たちによるブラック・オプスチームを設立した。極秘任務の遂行を命じられたこのエリート部隊のメンバーは、特殊能力を使って国を守り、不可能なことも可能にする日々を過ごしていた。しかしある日突然、部隊は姿を消し、国中に散り散りになった。
数十年後、歩くよりも先に宙に浮くことができた少年キム・ボンソクと、再生能力により自動車事故で無傷で生き残った少女チャン・ヒスは同じ学校に通うことになる。互いに自らの秘密を打ち明け、世の中には自分たちのような人間がいることを知り、すぐに親しくなる。そんな彼らの日常をよそに、フランクという謎の配達員がソウル市内で能力者たちを殺害し始める。子供たちが能力者と暴かれる前に、フランクを止めることはできるか。
俳優陣によるキャラクターの説明からスタート
リュ・スンリョンは、痛みは感じるけれどもすぐに回復するところから「モンスター」と呼ばれるチャン・ジュヨン役。「ジュウォンは“無限の再生能力”の持ち主。愛する人に出会い、娘のヒスが生まれることで、生きる目的を見つける人物です」と説明。
“安全企画部最精鋭のブラック要員”キム・ドゥシク役を演じたチョ・インソンは、「ミヒョンとどのように出会い、恋愛に発展していくのかを見せていきます。もっとたくさんの話をしたいのですが、“トップシークレット”という役どころなので、この辺で抑えておこうと思います」と、早速優秀なトップシークレット要員っぷりを発揮した。
ドゥシクの妻で“卓越した五感”を武器に安全企画部の最年少要員として抜擢されたイ・ミヒョン役のハン・ヒョジュは、「監視対象であるキム・ドゥシクと恋に落ちて息子を出産します。母親としての姿、20代の要員の姿など、様々な顔をお見せする役ということで、私にとってはとても大きな挑戦でしたが、立派な俳優さんたちと共演し、楽しく撮影する事ができました」と語った。
「トンイ」以来、2度目となる母親役については「上手くできるのか、プレッシャーがあり、睡眠不足になったりもしたのですが、考えてみると、24歳(数え年)の時に『トンイ』でヤンイン君という10歳の息子がいる役でした。歳月がたち、こんなに大きな子供のいる年になったのかと(笑)。見てくださる方も、上手く演じれば受け入れてくださるだろうと思い、自然に演じようと自分に言い聞かせて演じました」と感想を述べた。