恋愛×サスペンスの極上ドラマ「空から降る一億の星」で改めて振り返る“韓ドラ”の魅力
「空から降る一億の星」だけではない、バラエティ豊かな韓国の恋愛ドラマ
韓国発の極上恋愛ドラマは、「空から降る一億の星」以外にも多い。たとえば「空から降る一億の星」と同じく2018年に韓国で放送されたパク・ボゴムとソン・ヘギョW主演の「ボーイフレンド」は、韓国初となるキューバロケを実施したラブストーリー。これまでの王道である“王子様に見初められるシンデレラ”という構成の真逆を行く、「旅先で出会った女性CEOと明るく純粋な青年」の恋を描いたラブロマンスだ。
“氷姫”と呼ばれるほど愛を知らず無感情に生きてきたチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)が、周囲の目も逆境も意に介さない青年・キム・ジニョク(パク・ボゴム)に段々と惹かれていくように。ジニョクが年齢も社会的身分も違う女性に対して純粋に想いを伝え続ける姿勢、そしてさまざまな障害に悩むスヒョンを守るために成長していくストーリーは、まさに王道にして究極。韓国ドラマならではの瑞々しい恋愛描写を堪能できる一作となっている。
ほかにも“現代版ロミジュリ”と評される「愛の不時着」は、パラグライダー中に北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢が、北朝鮮の堅物将校の家で身分を隠して暮らすことから物語が始まる異色作品。禁断の愛を乗り越えようとする純粋でひたむきな2人の姿が反響を呼び、本国では回を重ねるごとに高視聴率を叩き出した。
ユーモアが彩るポップなコメディー、少女漫画のような正統派、韓国という国ならではの歴史的、政治的背景を踏まえたシリアスなものまで、宝石のように色鮮やかな恋愛の数々が揃っているのが韓国ドラマ最大の特徴だ。無料のBS放送局「BSJapanext」では、「空から降る一億の星」(毎週月曜〜金曜夜7:00-8:00)「ボーイフレンド」(毎週月曜〜金曜昼3:00〜4:00、一挙放送は毎週土曜昼2:30-)といった韓国ドラマの数々を放送中。忙しい現代で“心の渇き”を感じたときは、胸がいっぱいになる韓国ドラマでエネルギーを取り戻すのもいいかもしれない。
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