「エクストリーム・ジョブ」のリュ・スンリョンや「トンイ」のハン・ヒョジュら豪華キャストが出演することで期待を集めていた韓国ドラマ「ムービング」が8月9日、第7話まで一挙全世界同時配信となった。韓国の人気作家Kang Fullのウェブトゥーン作品「ムービング」を実写化し、Kang Full自身が初のドラマ脚本に挑戦した同作。個性豊かな超能力を隠したまま現代を生きていく子どもたちと、その能力を持ったことによって過去に秘密を抱えて生きてきた親たちが、時代や世代を超えて悪に立ち向かう“超能力アクションヒーロー作品”だ。(以下、ネタバレがあります)
エリート部隊員が数十年後…「ムービング」あらすじ
この作品のユニークさは、親と子2世代にわたるストーリーを描いている点。1990年代、韓国の国家安全企画部は超能力者たちによるブラック・オプスチームを設立した。極秘任務の遂行を命じられたこのエリート部隊のメンバーに課された使命は、超能力を使って国を守ること。
しかしある日突然、部隊は姿を消し、メンバーは国中に散り散りに。その数十年後、メンバーの子どもたち3人が偶然、とある高校のクラスメートとして顔を合わせる。同じ頃、謎の配達員がソウル市内で能力者たちを“処分”し始める。得体の知れない魔の手が、親たち、そしてその子どもたちの安全を脅かす――。
“親世代”も“子世代”も豪華!キャスト陣の顔ぶれ
キャスト陣の豪華な顔ぶれも、2世代にわたる物語が描かれるという設定を聞けば納得だ。ストーリーの導入でまず描かれる子世代の高校生たちには、若手注目株がずらり。宙に浮く能力を持つボンソク役を務めたのは、「わかっていても」の癒やし系後輩役がチャーミングだったイ・ジョンハ。穏やかなキャラクターを体現するため、ジョンハは体重を30kg増量して本作に臨んだという。
ボンソクのクラスに転校してくる治癒能力を持った女子高校生ヒスに、「還魂2」で脚光を浴びたコ・ユンジョン。クラスの学級委員長で、実は怪力の能力を持つイ・ガンフンを「今日のウェブトゥーン」にも出演したキム・ドフンが演じている。
TCエンタテインメント
NHKエンタープライズ