シリーズ最新作「スター・ウォーズ:アソーカ」監督を務めるデイヴ・フィローニがルーカスとのエピソードを振り返る
アナキン・スカイウォーカーの唯一の弟子で、伝説の“元ジェダイ”アソーカ・タノの物語を描いたオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アソーカ」が、8月23日(水)よりディズニープラスにて初回2話独占配信開始する。この度、本作の製作・監督・脚本を務めるデイヴ・フィローニが、制作秘話を明かした。
絶大な信頼を受けた愛弟子
デイヴ・フィローニは、本作の主人公アソーカ・タノをジョージ・ルーカスと共に作り、今後制作が決定している劇場映画3本全ての製作総指揮に抜擢されている。彼はルーカスから絶大な信頼を受け“ルーカスの愛弟子”として数々の「スター・ウォーズ」作品の製作を任されている注目のクリエイターだ。
デイヴはルーカスから直接「スター・ウォーズ」におけるフォースの考え方をはじめ、そもそも映画作りとはどういうものなのかなど、徹底的に叩き込まれたことを明かした。
「ジョージは僕に『スター・ウォーズ』をどう創造すべきかを教えてくれたんだ。ジョージから可能な限りの知識や考え方を学び、アニメーション作品を作っていったんだよ。僕が作ったものを見せて、ジョージが修正しもっと良くなる方法を教えてくれて制作していった。ジョージから直接『スター・ウォーズ』について学べたのはとても貴重な経験だった」とデイヴは振り返っている。
強いリクエストを受けて誕生したアソーカ
ルーカスから「アナキン・スカイウォーカーに弟子が欲しい」という強いリクエストを受け、共に作り上げたキャラクターが本作の主人公となるアソーカ・タノ。アソーカはいまや「スター・ウォーズ」において欠かせない超重要キャラクターへと成長した。
デイヴはアソーカについて、「アソーカの背景にある複雑さはファンから愛される理由になっていると思う。『反乱者たち』の中で“私はジェダイではない”というせりふがあるけれど、多くのファンにとって彼女はやはりジェダイなんだ。自分はジェダイだと主張する一部のキャラクターよりも、よほどジェダイらしさがあると思うよ」と明かしており、本作では“元ジェダイ”として活躍するアソーカの新たな物語が描かれる。
「マンダロリアン」シリーズと同じく帝国崩壊後の銀河を舞台に、「スター・ウォーズ 反乱者たち」で素性を隠して行動を共にした仲間たちである新共和国を導く将軍ヘラ・シンドゥーラや、マンダロリアンの戦士サビーヌ・レンと再会したアソーカは、恐るべき闇の脅威に立ち向かっていく。アソーカを中心に描かれる物語は、「スター・ウォーズ」の新たな歴史を刻む。
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