テレビアニメ「わたしの幸せな結婚」(毎週水曜夜11:30-0:00、TOKYO MXほか、Netflix/ディズニープラスなどで配信)の第7話「夏の華の淑女」が8月16日に放送・配信開始された。美世と清霞がついに正式な婚約者となった一方、ラストでは新たな刺客の影が忍び寄った。(以下、ネタバレを含みます)
「わたしの幸せな結婚」とは
原作は、2019年より「富士見L文庫」(KADOKAWA)にて刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる同名小説。シリーズ累計700万部(2023年3月現在/コミック・電子を含む)を突破する人気作で、高坂りとによるコミカライズも「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」で1位を獲得するなどの好評を得た。また、今年の3月には豪華俳優陣を迎えた実写映画化が実現。そんな話題作がついにアニメ化を果たす。
舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・美世(CV:上田麗奈)が、孤高のエリート軍人・清霞(CV:石川界人)と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていくという、政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーが紡がれる。
美世と清霞が正式な婚約者に
斎森家の屋敷が炎上してから数日。第7話では、清霞に助けられた美世がその跡地を訪れた。
美世の父・真一(CV:家中宏)と継母の香乃子(CV:植田佳奈)はすでに地方の別邸に移っており、斎森家は事実上の没落。火事の原因を作った実(CV:堀内賢雄)は辰石家当主の座を退き、長男の一志(CV:深町寿成)がその後釜に就いたという。
つまりは、もう美世を斎森の家に縛るものはない。ようやく彼女は生まれてからこれまで自分を苦しめてきた呪縛から解き放たれたのだ。その時を待っていたかのように、実の母である澄美(CV:日高のり子)が嫁いできたときに植えられた桜の木の幹が、美世たちの前で崩れる。
そしてもう一人、ずっと美世を苦しめてきた妹の香耶(CV:佐倉 綾音)も厳格な家の奉公に出されることとなった。婚約者である幸次(CV:西山宏太朗)も、大切なものを守れる自分になるため、旧都で己を鍛え直すことに。とはいえ、香耶を見捨てたわけではなく、彼の中には共に没落した斎森家を立て直したいという思いがある。その思いに応えるか応えないかは、今後の香耶次第だ。
幸次は旅立つ前に美世に長年の想いを伝えようとするが、美世がそれとなく阻止する。以前は少なからず、幸次を思っていたであろう美世。しかしながら、彼女は清霞に出会い、本当の愛というものを知った。幸次の思いを知っていながら知らないふりをしたのは、それに応えることができないからである。
その後、美世と清霞は手続きを経て、正式に婚約者となった。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/my-happy-marriage
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スクウェア・エニックス
発売日: 2019/09/12