葉は晴れ予報を聞くだけでいやらしい気持ちになってしまう
葉が食事後に洗い物をしていると、瀬ヶ崎は「寝る」と言って寝室に行ってしまう。
ある雨が降る日、ベッドで体を重ねた2人。息が整わず激しく呼吸している葉に、瀬ヶ崎は「これから晴れの日の前にするから、準備しとけよ」と言う。
同じように雨が降るなか、ベッドで天気予報を見ながら過去を思い出していた葉は、物足りなそうに「雨、多いな」とつぶやく。
瀬ヶ崎が出演する天気予報チャンネルをつけながら葉がデスクに向かっていると、テレビのなかの瀬ヶ崎が明日は晴れだと天気予報を告げる。それを聞いて動揺する葉は「このワードがこんなにいやらしく聞こえるやつ、俺以外にいるのかよ」と思うのだった。
近くにある醤油も葉に取らせる瀬ヶ崎はドSな俺様のようでいて、葉に甘えているようにも見えてニヤニヤとしてしまう。「晴れの日の前にするから」という瀬ヶ崎の一言で振り回されている葉もかわいくて、思わず萌えてしまった。
◆構成・文＝牧島史佳
下に続きます
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