プロデューサー・村瀬健×脚本・生方美久の「silent」チームが再集結
同ドラマの脚本を務めるのは、2022年に放送された木曜劇場「silent」の脚本を担当した生方美久氏。生方氏は若手脚本家の登竜門とも呼ばれ、これまで野島伸司氏や坂元裕二氏など数多くの作家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」にて、2021年(第33回)に大賞を受賞。その後、大賞受賞作「踊り場にて」(2021年/フジテレビ系)がドラマ化されるも、コンクール出品作以外の脚本は一度も書いたことがない全くの新人ながら、“木曜劇場”というプライムタイム枠で、完全オリジナル作品にて脚本家デビューを果たす。
そのデビュー作となった木曜劇場「silent」は、登場人物と同世代の生方だからこそ描ける等身大でリアルなせりふや、印象的なシーンの数々が世間の話題に。同ドラマはそんな生方氏の2作目となる。
そして、監督を務めるのは、同じく木曜劇場「silent」を担当した高野舞監督。また、同じく木曜劇場「silent」の村瀬健プロデューサーをはじめ「silent」の制作スタッフが再び木曜劇場枠に集結する。
村瀬健プロデューサー(フジテレビ ドラマ・映画制作部)のコメント
“男女の間に友情は成立するのか?”この永遠のテーマをいつかドラマにしたい。ずっとそう思っていました。でも、これは物語化するのが非常に難しいテーマです。生方美久さんと出会い、一緒に「silent」を作ったことで「彼女とならこの難しいテーマを面白いドラマにできるんじゃないか?」と思いました。そして、「このテーマでやってみませんか?」と提案したところ、想像をはるかに超えるとんでもなく面白い物語を生み出してくれました。しかも“4人主役”という、これもまた僕がいつか挑戦したいと思っていたアイデアを最高な形で生かした、見たことのない新しいドラマになっています。性別も年齢も境遇も違う男女4人、それぞれの“想い”を丁寧に描きながら、4人の“想い”が交錯することで物語が展開していく、今までにないドラマになっていると思います。
しかも、“男女の間に友情は成立するのか?”というドラマを作ろうと思い立ったとき、最初に頭に浮かんだ多部未華子さんをお迎えすることができたのは、このドラマにとって最高の幸せです。少女のような可憐(かれん)さを持っていて、なのに大人の冷静さも同時に感じさせる多部さんのあの特別な魅力に強く引かれていました。また、どんな役も納得感のある”共感キャラ”にして見せる説得力のあるお芝居も素晴らしく、いつかご一緒したい!とずっと思っていました。“男女の間の友情”というテーマを物語化するのにこれ以上ない方だと思っていたので、オファーを受けてくださった時には、あまりにもうれしくてあからさまにガッツポーズをしてしまいました。多部さんのゆくえさん、僕自身が誰よりも楽しみにしていますし、多部さんだからこそ演じられるゆくえに、きっと多くの方が共感してくださることと思います。
“友情と恋”というのは、誰もが感じたことのある永遠のテーマです。それを、ずっと見ていたくなる愛すべき主人公たちの姿を通して、楽しみながら考えてもらえる、そんなドラマにしたいと思っています。多部未華子さんに加え、これ以上ない最高のキャストの皆さんが、あと3人そろって下さっています。それが一体誰なのか?予想しながら、楽しみにしていただけたらうれしいです。
※高野舞の「高」は、はしご高が正式表記。
TCエンタテインメント
発売日: 2023/08/25